ボクには、部下がいます。
ボク個人として、上司という立場から見て、どんな部下に仕事を任せたいか?
それは、仕事の三歩目までで決まります。
一歩目で決まる第一印象。
ボクは、仕事の質は三歩目まで決まると考えています。
その一歩目。
仕事というのは「A君、ちょっとお願いしたことがあるんだけど、いい?」という瞬間から始まります。(もっというと、仕事を頼まれやすいキャラ作りや関係性作りも仕事のウチです。)
それに対して、みなさんはどうしていますか?
A君は、「はい!」と気持ちの良い返事をして、メモを持って、笑顔で小走りで駆け寄ってきます。
B君は、「何でしょう。」とメモも持たずに、不満気な顔つきで歩いてきます。
B君は、そもそもその上司が嫌いだったり、忙しかったり、声をかけられたくないタイミングというのはあるかもしれません。
しかし、それを心で思って態度に出しても良いことはありません。
二度と仕事を頼まれなくなることもあるでしょう。
二歩目で決まる安心感。
二歩目。
徹夜して頑張ったから、良い仕事になるかと言えばそんなことはありません。
徹夜したのは相手には関係のないことで、相手にとって価値があることが大切です。
そのためには、相手の求めていることを理解する必要があります。
例えば、「来週の月曜日までにこの資料を作ってね」と上司から依頼された仕事があります。
A君は、すぐに骨子をつくり資料の方向性を相談します。
B君は、それを一度聞いただけで「はい、わかりました!」といって、上司に相談するのは申し訳ないという気持ちもあるのか、カンペキになるまで相談はしないでギリギリで提出します。
B君の方が手がかからなくていいかもしれませんが、新人であれば、つど相談をしてきてくれるA君の方が安心感があり、任せやすいです。
三歩目で決まる信頼関係。
三歩目。
言われた通りに資料をつくることも大切ですが、その中に「自分らしさを織り込む」ということをやってみましょう。
”織り込んだ自分らしさ”が上司に響けば評価が上がると思う人も多いかもしれませんが、響くかどうかは、信頼関係の構築には関係ありません。
頼まれた仕事に対して常に”自分らしさを織り込む”と、上司は「この人は、自分なりに考えて形でできる人。主体性を持って仕事に取り組む人。」という印象を持ちます。
上司だって人間ですから、判断に困ったり、どうしたらいいか困るときがあります。
そんなときに、相談をしたいのは主体性を持った人です。
依頼をした仕事に対して常に「自分らしさを織り込む」仕事をしている人に意見を聞いてみたくなり、そこに信頼関係が生まれます。
新社会人で、仕事をおもしろくしたいと考えているのであれば、返事を元気よく!細かく報告、相談!自分らしさも織り込む!の3つを意識すると、舞い込むチャンスが増えますよ。
◆近況報告◆
今日は、家のことをいろいろと。
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