営業から離れて、ECとか、WEBマーケティングに関わり始めてもうすぐ2年。
営業をしていたからこそわかるんですが、ECに限らず、WEBをやっていて思うこと。
気合営業だけでは。。。
人間、自分が興味がないことは、みんなも興味がないと思いがちです。
それはそれで良いんですが、これが会社の経営において起こると困ったことになります。
例えば、営業プロセスにWEBを組み込むのは当たり前の時代ですが、「営業は気合と根性だ!」と朝駆け夜討ちの営業を推奨していてはどうでしょう。
スーパー営業マンがいればそれでいいかもしれませんが、そこに再現性はもたせられず、チーム全体としては機能しないでしょう。
そこで「スーパー営業マンみたいに頑張れ!気合いが足りん!」と発破をかけても、なかなかうまくいかないでしょう。
それで儲かりますか?
もちろん、どちらが良いか悪いかは、環境によって変わります。
WEBを一切組み込まないで、朝駆け夜討ちで気合営業を押し通していくのもいいでしょう。
しかし「それで儲かりますか?」という話です。
例えば、300万円の営業マン10名で気合営業をしたら、年間2000万円の費用がかかり、売上が1億円だとします。
これをWEBマーケティングを活用して、500万のWEBディレクター1名、500万円のプログラミング1名だとしたら、500万円でクオリティの高い営業マン3名にして、年間2500万円の費用で、売上が同じ1億円でも500万円多く儲かります。
さらに、WEBからの流入や訪問しないで来てもらえる仕組み(セミナーなど)、できるだけ訪問しないで全国と商談ができるツール(5秒でつながるオンライン商談:ベルフェイス これ、おもしろいツールです。)などを活用したら、気合営業とはコスト構造や効率性、お客様への価値が大きく変わります。
軸足の置き方を考えよう。
確かに、気合営業が好きなお客様もいます。
しかし、気合営業とか関係なく、効率的に仕事をしたいお客様もいます。
時代の流れは、どうなのか。
営業戦略を組むときに「自分が知らないから」「自分たちの業界は特殊だから」といった理由で時代の流れにあった領域に手を付けないと、致命傷になりかねません。
もちろんどちらか一方にすべてを寄せるのではなく、軸足の置き方を考えるということです。
時代に取り残されないようにバランスをとっていくことが大切です。
◆近況報告◆
今日は、子どもたちの習い事、父のお見舞いなど。
1日1新:なし。
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