とある社内プロジェクトにアサインされました。
その中で、予想外の需要を発見しました。
白いキャンバスに描くことができない会社員。
プロジェクトの中で、「アイデアを膨らまそう!」という場面がありました。
しかし、これができない人ばかり。
これを、ボクの中では「ぬり絵理論」と呼んでいます。
”ぬり絵”を塗るのは早くてキレイなのですが、真っ白のキャンバスに「どんなものを使ってもいいし、何を描いてもいいよ」と言われると動けなくなってしまうようなことです。
いわば「ゼロ→イチ フェーズ」と呼ばれる何もないところから”イチ”をつくることが、いつの間にか苦手になってしまうのが会社員なんです。
それは「どんどん挑戦しよう!」と言いうのに人事考課は「減点主義」、「ガバナンス」という名の「ルール至上主義」といった構造があるからかもしれません。
「発想が貧弱になった。。」と認識している人がいる。
今回のプロジェクトでは、今までの延長線ではないところで考えることが求められます。
そのときにメンバーからこんな声がありました。
「今まで会社の考え方にドップリ浸かってきたから、もっと外を見なければ。。」
ボクにとっては、ちょっと意外でした。
会社員でも未来を考えて、危機感を持っている人もいるんだ、と。
その人たちに話を聞くと「会社以外の人と接点を持ちたいけど、何からしていいのかわからない。」と言います。
積極的な人は自分でドンドン行動するんです。
しかし、こういう人は必要性を感じながらも気がついたらアラフォーで、「まあ今の状況で差し当たっては困らないし。」という感じの人が多いです。
そして、「危機感はあるけど、正解を教えてもらわないと動けない。」「社外に関係をつくりたいけど、時間が無い(と思い込んでいる)。」
こういう人たちは、会社員の中でも意識は高く、危機感を持っているけど、差し当たって何かしなくても困らないという環境にいます。(ボクもそうですが。)
朝の交流会を企画してみようと思いました。
で、ボクはここで気がつきました。
ちょっと危機感はあるけど何からやって良いのかわからず、何もしなくても差し当たって困らないだけに、負担の少ないアクションから試したい会社員は、ものすごく多いんだ!ということに。
こうした人の口から出るのは、「会社もこのままではマズい。何とかしなきゃ。」という言葉。
打合せでも、そういった人の口からは”ガイアの夜明け”や”プロフェッショナル”のような熱い事例だったり、読書を積極的にしていて「この本、おもしろかったんだよね」ということだったり。
そして「自分たちもこうやりたいよね!・・・けど、今の環境じゃなかなかできないし。」という展開になります。
そして「じゃあ、とりあえず飲みに行こう!」となって、飲み屋で決起集会をして「ベクトルをひとつにしよう!」となるも、ほとんどの場合、何も変わりません。
そりゃあそうですよね、そこに必要なのは決起集会ではなく、行動ですから。
ということで、会社員にとっては貴重なリフレッシュのための休日の朝の時間帯で、会社以外の人と話をして、着想を広げて、自分がやってみたアクションを報告し合うような”読書と勉強会の間”くらいの軽い感じの小さな会をやろうと思います。
参加資格は、「社会人経験3年以上で、会社員で仕事をおもしろくしたいと考えていて、危機感はあるけど何から手をつけていいのかわからなくて、会社の経費ではなく自腹(と言っても2000円位)をきって、朝8時に渋谷に来られる人」といった感じです。
ちょっと行ってみようかなという会社員の方は、下記よりご連絡くださいませ。
(少人数開催を想定しているので、ご応募が多い場合はちょっと方法を考えさせてください)。
◆近況報告◆
今日は、ミーティングや歓送会など。
1日1新:なし。
放談形式でのお話を希望の方は、こちらからコンタンクト願います。
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