会社では、営業施策、販売施策、マーケ領域の施策を考えて、WEB領域に落としこむのが仕事ですが、そこで思ったこと。
「自分たちで複雑にしているから、コストと時間がかかるんです!」ということ。
徹底しないから、複雑になる。
販売チャネルや部署によって、とにかくルールが徹底されていないことはよくあります。
価格しかり、運賃条件しかり。
徹底しないから、お客様ごとに業務フローが違い、それが仕事の複雑さを生み、余計な時間やコストがかかります。
考えてみれば当たり前なんですが、ボクも営業だったのでその原因がよくわかります。
ルールが決まっていても、お客様からすると「自分だけ特別扱いされて満足度が上がる」という側面もあるので、ついお客様のためという大義名分のもとに、いろんな例外を作ってしまうんですね。
その積み重ねが業務の複雑さを生むことにもつながります。
複雑にしたAさん、シンプルにしたBさん。
いろんな例外が積み重なった結果に待ち受けているのが、機動力の低下です。
例外というのは、いつの間にか「あって当然のサービス」になります。
営業のときの話。
先輩から引き継いだいろいろなお客様で、「前任のAさんは、やってくれたのに。」というローカルルールを持ち出されます。
そこでボクは困る訳です。
そんなローカルルールに対応していたら、何をするにも調整を掛けなければいけなくなり、時間が取られるだけ。
なので、時間をかけて統一ルールに戻していく作業をするんですが、これが結構シンドいんです。
「前任のAさんはすごくいい人だったのに、新任のBさんすごく冷たい。」ということも言われます。
しかし、実際に売上が継続的に上げるのは、業務をシンプルに組み立てている新任のAさんです。
それは、自分のシンプルなルールに合うお客様を育成し、その上で新たに自分でお客様を開拓したからです。
シンプルにするのが一番。
業務や仕事を複雑にすると、一時的にはいいかもしれませんが、中長期で見たらいいことはありません。
とにかくシンプルにしておくことが大切です。
特に今の時代は、変化への対応が何より求められます。
そのために、柔軟に動けるような体制や仕組み、さらにはマインドが必須です。
そこで「あのチャネルのこのお客様が、、」とか、「システムのつくり方が複雑なので、、」と足かせになっていたら、どうでしょう。
「だって仕方ないだろ!」という気持ちもよくわかりますが、虎視眈々とその機会を狙ってシンプルにしている企業もたくさんあります。
その中において、自分たちで複雑にしたのに、それをできない理由にしていたら、時代に置いていかれるだけ。
自分の周りもシンプルにしておこうっと。
◆近況報告◆
今日も、父のお見舞い、息子のサッカー応援など。
1日1新:なし。
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