リスクを避けるためにかける時間もまたリスクである。

投稿者: | 2016年3月23日

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いろんな角度から時間をかけて検討すること=リスクを避けること。

そう考えていませんか?

救急病院での出来事。

先日、救急病院にお世話になったときに感じたこと。

こういうことを書くと不謹慎でおこがましいのですが、、

救急病院の中で見ていて思ったことは、時間との戦いであるということ。

いちいち「いろんな角度から検討してから関係者で決める。」なんてことをしていたら、その時間が致命傷になります。

それだけに、救急隊員や医師の方々の現場というのは想像を絶するプレッシャーやいろんな葛藤があると思います。

その中で、適切な判断をして、適切な処置をしてくださるみなさまに、改めて尊敬の念をいだきました。

時間をかけて検討=リスクヘッジ?

一方、会社での会議。

いろんな角度から時間をかけて検討することがリスクヘッジと考えている人は、結構多いです。

「次回までにしっかり検討しよう。」とか、「今日は煮詰まってしまって結論が出ないから、来週にしよう。」とか。

なぜか当たり前のように、時間をかけます。

それは、「時間をかけて検討することが、リスクを軽減させる」という経験則があるからなのでしょうか。

サッサとやることが一番のリスクヘッジ。

確かに検討は大切です。

が、ある程度の”当たり”をつけてサッサとやらないといけません。

「時間をかけて、関係者で集まって決めること。」は、リスクヘッジではありません。

むしろそのプロセスや思考が定着することは、大きなリスクになります。

サッサとやって、サッサと軌道修正していくことが、一番のリスクヘッジになることを忘れずにしたいものです。

 

 

◆近況報告◆

今日は、10年後を見据えた戦略作り、役員打合せなど。

1日1新:なし。

 

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