システムやツールを導入するときに大切なことは、やはりBE-DO-HAVE。

投稿者: | 2016年3月15日

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売上を上げるために、展示会などでツールを一生懸命に探してくる人がいます。

しかし、実際にツールを導入して、うまくいったケースは少ないのが現状。

さて、なぜなのでしょうか。

組織体制の見直しをしない。

まずは、それを支える組織体制

いくらものすごいツールでも、それを実際に運用するためには、組織の体制を整えることが必要です。

そのツールを活用するために「いつ誰が何をどうするのか?そのための組織や運用をどうするか?」を考えないで、既存のままで何とかしようとすると、ほとんどの場合うまくいきません。

そして、ナアナアになってきて、結局中途半端になってしまうケースはよくあります。

評価システム。

さらに、新たなツールを使うということは「余計な仕事が増えてしまう」と考える部署も出てきます。

そうなると、そこがボトルネックになってうまく回らないこともよくある話。

その場合は、評価の仕組みも変えなければいけません。

システムやツールを入れると、本来は人事考課の部分も見直す必要が出てきますが、なかなかそこまで考えが及ばないケースが多いようです。

そこに関わる人の考え方。

最後に、導入に関わる人の考え方。

「ツールさえ導入すればうまくいく。」と考えている組織では、うまくいくことはありません。

「システムやツールを使う自分たちの考え方も変化させなければうまくいかない。」ということを理解する必要があります。

やってみてダメならばどこで撤退するか?

うまくいかなくても一喜一憂せずに淡々といろんなことを試していけるか?

定着させるまでみんなを説得して運用を手伝う覚悟があるか?

導入に大切なのは、結局はそこに関わる人の考え方が重要だと思います。

その考え方が「なんだよこのツール、全然だめじゃん」と他責思考では、うまくいかなければ他のツールを探してきて、また同じような失敗をします。

システムやツールを導入すればうまくいくことなんてありません。

つまりは、BE-DO-HAVEの順序ということ。

それを支える組織や人がどうあるのか?が一番大切です。

 

◆近況報告◆

今日は、終日会議。夜は仲間が主催する勉強会に参加予定。

1日1新:なし。

 

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