会社では偉そうにしていても、嫁に頭が上がらない35歳以上の男性は多いのではないでしょうか。
恐らく男性全体の8割くらい(コジマ感覚)でしょう。
嫁や家庭の特性、制約条件は各々違いますが、共通して言えるのは「日々修行。」ということです。
ボクも当然その中のひとりですが、その嫁の特徴を自分の成長や仕事に活かすようにしています。
その方法と受け取り方の一部をご紹介。
カメラワークからの学び。
先日の娘の保育園でのイベントでのこと。
娘の晴れ舞台でもあるので、首から一眼レフカメラ、右手にビデオカメラ、左手にスマホという嫁からの指摘が入らないくらいの完全装備で臨みました。
会は流れ、それなりに娘の表情を各アイテムで収めていました。
しかし、嫁には何やら不満が募っていく様子。
そしてたまらず出た指摘は「もっと前の方から撮らないと、表情映らないじゃん!みんな前の方行ってるし!」とのこと。
確かに舞台前方にはカメラを構えた人がいますが、会の運営機材や父兄役員の方々のパワーバランスがあり、ボクが踏み込める領域ではないと判断していました。
なので、最善を尽くした後ろからのズームや引きで対応していましたが、そのワンパターンで撮っていることにご不満な様子。
しかし嫁からすると「デカい体をして、カメラワークがイケてない。」との指摘でした。
そう言われると、、、。
そう言われると、ボクもちょっとムッとなります。
その理由は、自分は自分でその条件下では最高のポジショニングをして、重い3つの機器を駆使して、娘の映像を残そうと頑張っている自負があるからです。
さらに、運動会でビデオカメラを担当した嫁の映像では、「イケ~っ!!」という大音量の声がメインで、回想シーンを思わせる空と地面がメイン画像だったのに「そういう言い方は無いんじゃないの?」と応戦するだけの理由があるからです。
しかし、それでは単に器の小ささを露呈しているだけ。
(この構図は、以前のブログ 東京ディズニーランドで、お父さんの加点・減点の構図とブランディングを考えた。 もご参考にしてください。)
ツマノミクスの縮図ですね。
捉え方を変えることがツマノミクスの真髄。
今回でいえば、このカメラワークダメ出し。
ここでヨメにムッとしてしまっていては、ただの夫婦間の不満が募るだけ。
ツマノミクス成長戦略としては、全く作用しません。
その嫁からの学びを得て、それを活かすことで成長戦略が描くことが可能になります。
今回であれば、
「舞台後ろのコンフォートゾーンでいくら頑張っても成長しない。新しい領域に踏み出すことで最高の笑顔が撮れる。」
「ツールの数で勝負するな。パフォーマンスを上げるのは、自身のマインドの持ち方や新たな領域へ踏み込むことが大事だ。」
「チームでは適材適所を考える。自分はできなくても、得意な人に任せることを知るべき。」
嫁の特徴から、そういったことを抽象化して、自分の成長や仕事に活かすことが大切です。
いつも旦那を立てて、一歩下がってついてくるようなヨメも良いですが、こうした修行を日々提供してくれることに感謝ですね。
◆近況報告◆
今日もいろんな打合せです。
1日1新:なし。
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