ボクの考えが会議室で噛み合わないは、「正解」の考え方の違いだった。

投稿者: | 2016年3月11日

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デジタル領域の事業に関わって、もうすぐ2年。

まだまだですが、ちょっとだけ経験や知識が身に付いた中で思ったこと。

自分の思い込み。

以前の営業職からEC事業を見ていたときに感じていたのは、「なんかスゲーな」ということ。

「なんか」と言うのは、「CRMが」「SEOで」とやたら英語3文字の言葉が飛び交い、データ分析のレポートがカッコよく出来ていて、さらにはやたら打合せが多く「頻繁に打合せがあるということは、意思決定にはいろんな要素や人の視点が絡み合っていて、そこの共通認識を持つためには、難しそうな横文字が必要なんだなあ」と思いこんでいたためです。

必死に勉強。

そして、実際にその領域に関わって思ったこと。

それこそ最初は、その場の人がやたら横文字で話すので「は??ここは外国なのか??」と思いましたし、あえてボクも横文字を使うことで「背伸び」してみたり、会議が目白押しなことに「なんか、オレって仕事してるじゃん。」という大きな勘違いをしていました。

しかし、関わる時間が増えていくにつれて、「あれ?大したことやってないじゃん。(自分を含めて)」と思い始めました。

さらには、新参者だから理解できずに、なかなか話が噛み合わないと思っていました。

その原因は自分の知識や経験が少ないからだと考え、みんなと議論をかみ合わせるために、いろいろと勉強をしました。

正解の考え方のちがい。

しかし、最近感じたことがあります。

それはボクのECやWEBの知識や経験が少ないこともありますが、その人たちと「そもそも考え方が違うのではないか」ということ。

それは、現場と会議室の正解に対する考え方。

会議室で打合せをしていて思ったのは、以前から関わっている人たちにとって”正解”は「探すもの」なんです。

どんな施策を打つか、どのツールを使うか、どこの企業にアウトソーシングするか、あたかも絶対的な正解があり、それを探し当てるために多くの時間を割いています。

しかし、ボクが営業現場で身に付けたことは”正解”は「つくるもの」ということ。

絶対的な正解なんて無いのだから、ある程度”当たり”をつけたら、あとは自分たちで正解をつくれば良いという姿勢です。

そもそものマインドや姿勢が違うことが、議論が噛み合わない理由だと思う次第で。

もちろん、どちらが良くて、どちらが悪いということではありません。

ただ、ひとつ言えるのは「会議室で時間を費やした割には事態が好転していない」という事実があるということ。

それをどう考えるかは、あなた次第です。

 

◆近況報告◆

今日は、そんなこと言いながらも終日会議。

1日1新:なし。

 

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