デジタル領域の事業に関わって、もうすぐ2年。
まだまだですが、ちょっとだけ経験や知識が身に付いた中で思ったこと。
自分の思い込み。
以前の営業職からEC事業を見ていたときに感じていたのは、「なんかスゲーな」ということ。
「なんか」と言うのは、「CRMが」「SEOで」とやたら英語3文字の言葉が飛び交い、データ分析のレポートがカッコよく出来ていて、さらにはやたら打合せが多く「頻繁に打合せがあるということは、意思決定にはいろんな要素や人の視点が絡み合っていて、そこの共通認識を持つためには、難しそうな横文字が必要なんだなあ」と思いこんでいたためです。
必死に勉強。
そして、実際にその領域に関わって思ったこと。
それこそ最初は、その場の人がやたら横文字で話すので「は??ここは外国なのか??」と思いましたし、あえてボクも横文字を使うことで「背伸び」してみたり、会議が目白押しなことに「なんか、オレって仕事してるじゃん。」という大きな勘違いをしていました。
しかし、関わる時間が増えていくにつれて、「あれ?大したことやってないじゃん。(自分を含めて)」と思い始めました。
さらには、新参者だから理解できずに、なかなか話が噛み合わないと思っていました。
その原因は自分の知識や経験が少ないからだと考え、みんなと議論をかみ合わせるために、いろいろと勉強をしました。
正解の考え方のちがい。
しかし、最近感じたことがあります。
それはボクのECやWEBの知識や経験が少ないこともありますが、その人たちと「そもそも考え方が違うのではないか」ということ。
それは、現場と会議室の正解に対する考え方。
会議室で打合せをしていて思ったのは、以前から関わっている人たちにとって”正解”は「探すもの」なんです。
どんな施策を打つか、どのツールを使うか、どこの企業にアウトソーシングするか、あたかも絶対的な正解があり、それを探し当てるために多くの時間を割いています。
しかし、ボクが営業現場で身に付けたことは”正解”は「つくるもの」ということ。
絶対的な正解なんて無いのだから、ある程度”当たり”をつけたら、あとは自分たちで正解をつくれば良いという姿勢です。
そもそものマインドや姿勢が違うことが、議論が噛み合わない理由だと思う次第で。
もちろん、どちらが良くて、どちらが悪いということではありません。
ただ、ひとつ言えるのは「会議室で時間を費やした割には事態が好転していない」という事実があるということ。
それをどう考えるかは、あなた次第です。
◆近況報告◆
今日は、そんなこと言いながらも終日会議。
1日1新:なし。
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