「ホームランを打て。」という指示をしているリーダーはいませんか?

投稿者: | 2016年3月6日

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会社の業績が悪くなると、上層部から「何をやっているんだ!なんとかしろ!」というような指示(?)が来ることはみなさまもご経験があるのではないでしょうか?

「ホームランを打て。」という指示。

こういった指示は、野球で言えば、9回裏2アウトで「お前たち、全員ホームラン打って逆転しろ!」と言うようなものです。

そんなこと言われて、全員が発奮して、ホームランを打てるはずもなく。。

「そういう状況に追い込まれる前に、何とかする戦略を考えて、リスクを取るのが上層部の仕事でしょ。」と不平不満を言うことなかれ。

中間管理職のみなさまは、自分でできることをやることが賢明です。

あなたの存在価値は?

ここで思うのは、自分自身も「ホームランを打て」的な思考や指示をしていないか?ということ。

特に業績や状況が悪化すると、「早期解決」や、さらには会社での「評価」を気にしてしまいます。

特に評価を気にして「「ホームランを打て」って監督が言っているから、お前たち、しっかりホームランを打て!」なんて言う中間管理職も多いかもしれません。

しかし、それでは、存在価値はありません。

模索段階で、ダメ出しやプレッシャーをかけると、アウトプットが消極的になり解決にはつながらないことくらい、いい大人ならわかります。

その指示が思考の拡散の場を奪っている。

「そうは言っても時間や予算が無い環境があるんだから、仕方ないでしょ。」というのもよくわかります。

しかし、送りバントとか、単打を積み重ねること、小さな積み重ねの中からチャンスを見出す重要性を自分自身が持つこと、そして 最初から「正解」を求める思考そのものが、メンバーの能力から生まれるチャンスやアイデアをつぶしていることに気がつくべきです。

そのために、常に思考を拡散したり、模索したりする場を意識的に持って、メンバーにそのプロセスをオープンにすることが必要だと思う次第。

リーダーっておもしろいものです。

 

◆近況報告◆

今日は、娘の保育園行事に参加。

1日1新:なし。

 

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