予測と反射。宮本氏とZARAに学ぶハイブリッド型仕事術。

投稿者: | 2016年2月17日

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最近、想定外の仕事が増えてしまってアワアワしてます。

そんなときに考えた自分の仕事の進め方について。

ファインプレーより予測して体の正面で捕球するすごさ。

野球では、ギリギリ届くか届かないかの打球を横っとびでキャッチするようなファインプレーを見ると「おお~、すげ~」となります。

しかし、もっとすごいのは、ゴールデングラブ賞の宮本氏のように、打つ前から予測して、打った瞬間に微調整をして、体の正面で確実に捕ること。

これは、見た目は地味ですが、ものすごくレベルの高いプレーです。

ZARAの強みは反射的サプライチェーン。

一方、言わずと知れたスペインINDITEX社が展開するZARA。

一緒にお仕事をさせていただいたこともあるので、とても愛着があります。

そのZARAの強みは、予測では、反射です。

通常のアパレルは、売れる色や仕様を予測して商品を作り込み、当たったら業績が上がり、外れれば在庫がかさんで経営がきつくなります。

その中でZARAの場合は、予測せず、「今、売れている!」という商品をものすごいスピードで作って、店頭に並べます。

この反射的なサプライチェーンを構築したところが、すごい。。

打球を予測して、打った瞬間に微調整して、体の正面で捕球するという3ステップで考えると、ZARAは、予測はしない代わりに、打った瞬間の微調整が恐ろしく速く、体の正面で捕球するということです(売れる商品がどこから、どのタイミングで発生するかは予測しているのでしょうが)。

予測と反射のハイブリッド。

さて、自分に置き換えてみましょう。

仕事では、予測は大切です。

先を予測して、前倒しで準備や段取りをしておくことで、その後の多様な選択肢やゆとりができることは間違いありません。

しかし、一方でビジネスでは何が起こるかわかりません。

起こった瞬間に、反射的に高速で微調整をして、何事もなかったかのように余裕な顔して対応したいものです。

 

◆近況報告◆

今日も打合せ三昧。。。

1日1新:なし。

 

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