自分の感覚は、間違っている。
最近、ボクは強くそれを感じています。
今どきのユーザー動向は?
WEBの打合せをしていたとき。
「やっぱ企業サイトは、トップページをしっかりしないといけないでしょ。」
自社を好きなユーザーが企業のWEBサイトをブックマークしてくれて、トップページをしっかりと作り込んで更新すれば定期的にサイトに来てくれて、アクションをしてくれる。
だからこそ、企業の顔であるトップページはしっかりつくる!そんな風に考えているWEB担当者さん、いませんか?
ボクも、そう思っていました。
しかし今の時代は、違います。
トップページを最初に見る人は○○%?
今の時代、ブックマークをして、定期的にサイトに訪問してくれる人はごくわずか。
ほとんどが、キーワードで検索をして、自分に合った内容を探して、出てきたページを見ます。
わざわざトップページを見てから、自分が見たい下層ページに行くことはしません。
実際の数字もコーポレートサイト(企業サイト)トップページが、最初に見られるページ(ランディングページ)の全体に占める構成比は、いろんな会社に聞いてみたところ、大体が7~10%です。
それよりも、最初によく見られるページを作り込み、興味を持ってくれた結果トップページを見てくれて、結果的に「ああ、この会社のサイトだったんだ」の方が自然な流れなんですね。
だから、サイトの構造やリソースの配分、ユーザーへのアプローチというのは、ちょっと前とは大きく変化をしています。
思い込みの怖さ。
マーケットの変化は、常に起こっています。
自分の成功体験や知っているトレンドというのはすぐに変わります。
にも関わらず、「自分の感覚が正しい」と考えている人は、自分も含めてものすごく多いです。
だからこそ、「自分は何も知らない!何も知らないんだ!」と言い聞かせています。
自分が正しいと絶対に考えないこと。
必ず若い人や社外の人の話を真剣に聞いて、判断をする。
自分の思い込みを疑うことが重要です。
◆近況報告◆
今日もいろんな打合せ。こうした小さな積み重ねが未来を創ると信じています。
1日1新:なし。
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