営業現場経験を持ちつつWEB制作ができる人は少ない。今さらですけど自分の強みに気がついた。

投稿者: | 2016年1月22日

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営業をしていた頃「WEBとか、ECとか言うけど、自分でお客様を訪問して売るのが一番おもしろいし、効率が良い!」と思っていました。

しかし、今は「WEBがあったらもっと営業の効率が良くなるなあ。」と思うようになりました。

新人同行の思い出。

営業で新人のとき、上司や先輩に同行していただくことがよくありました。

それは、商品知識や話の組立てがおぼつかないためです(というか、今もおぼつかない)。

そして先輩の知識やトークを現場で感じ、自分でノートを取って、ポイントをまとめていくことで、新人の頃のボクは少しずつ自分の知識や組立て方を学んでいきます。

導入はこうしたら良い、こういう事例が喜ばれる、このサンプルを見せると話を聞いてくれやすい、この組立て方は使えるなど。

それは、先輩も自分で意識して体系立てている人はほとんどおらず、何となく自然と身についたもののようでした。

営業は、努力とセンスだと思っていた。

そのうち、自分なりの営業スタイルみたいなものが形になってきます。

リードの取り方、最初のアポの取り方、最初の商談での内容、次へつなげるオファーなど、どういう資料やサンプルを使ったら反応が良いかを自分なりにまとめていきます。

しかし、それには半年や一年という時間がかかります。

そして、それをまた後輩に伝えていくと、さらに時間がかかります。

営業だった頃、時間がかかることは仕方ないと思っていました。

それはなかなか身につくものではないし、自分が身につけるにも時間がかかったから。

早く身につけられる人、なかなか自分なりのスタイルができない人がいるのは、その人のセンスやヤル気によるものだと思っていました。

センスではなく、誰でもどこでもわかりやすく。

しかし、デジタル領域の仕事をするようになり、その考え方がガラッと変わりました。

自分でひとりひとりのお客様のところへ行けないので、誰でもわかるように情報を整理したり、商品をわかりやすく表示したりすることが求められます。

営業の頃に使っていた知識や話の組立てを、WEB上で再現しなければいけません。

すると、わざわざ先輩に同行してもらわなくても「このページを見ればわかる」状態になります。

それはお客様にとっても都合が良く、いつでもどこでも情報を知ることができます。

センスとか、努力とか思っていたけど、それを不要にするために、誰でも使える情報整理や紹介画像をつくることが大切なのだと気が付きます(今さら)。

しかし、それをつくるにあたっては、WEB制作が得意でも、うまいことできないんです。

現場特有の共通言語を理解し、そこから課題抽出をして、売上までの設計は、現場を担当しないとわからないんですね。

そこって、実は自分の強みなのかもなあ、と思った次第です。

 

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1日1新:なし。

 

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