仕事では、日々問題が起こります。
その問題に対する対応の仕方でその人の【上司力】が決まります。
上司力になってから差がつくAさんとBさん。
同じ会社のAさん、Bさん。
二人は同期で、同じ職種で、同じような能力でした。
しかし、管理職という立場になってから、その差が大きくつきました。
二人とも仕事熱心で、大した能力の差はありません。
なのに、なぜ差がついたのでしょう。
問題に対する接し方。
この差の原因は、問題に対する接し方に起因します。
問題が起こったとき、どう対応するかはその人によって違います。
Aさんは、問題が起こると慌てて、表面的なところだけを見て「なんでそんなことになったんだ!」といきなり原因追求をします。
一方のBさんは、落ち着いて、原因をつかんで、被害を最小にするために、ひとつひとつ丁寧に対応をしてしていきます。
さて、どちらが良いのかは一目瞭然です。
問題は日々起こりますので、その行動パターンが積み重なり、周りの人や問題解決能力に大きな差がつきます。
問題に対する接し方。
ボクは、Aさんタイプでした。
しかし、ある時からカッコ良くてモテそうなので、Bさんタイプを目指すようになりました。
そのために、問題に対しての手順を作りました。
それがこれ。
1 問題は起こって当たり前だという前提を持つ。
2 問題が起きた時に、報告してくれる人間力を持つ。
3 現状把握を時系列で把握する。
4 その状況に対して、何が問題になるのか書き出す。
5 二次的に起こりえる問題を書き出す。
6 問題解決のプロセスを書き出す。
7 解決プロセスで問題になることを書き出す。
8 解決プロセスを決めて、実行する。
9 原因把握をして、再発防止策をシェアする。
つい「なんでそんなことが起こるんだ!!」と感情的になってしまいますが、これを作ったことで「うん、問題が起こるのが当たり前だから、手順に沿って解決していこう。」とちょっとだけ落ち着けるようになりました。
あなたも自分なりの問題解決ステップを作って、上司力を上げてはいかがでしょうか?
◆近況報告◆
問題だらけのプロジェクトを前に進めていきます。
1日1新:なし。
人見知りなボクですが、お気軽にコンタクトしてください。
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