当たり前の基準が高い人、低い人。
会社には、色々な人がいて、いろんな基準の人がいます。
自分が預かっているチームの基準は、どうなのでしょう。
その基準は、チームのためになっているか?
ミスをして隠そうとした年上の部下に話したことがあります。
自分のミスをごまかしたい気持ちは、とてもよくわかります。
しかし、そういったミスはいずれバレるものです。
それを知ったボクは、もちろんミスをしたことを責めるつもりはありません。
ミスを隠そうとしたことに対しての原因確認と対策、そしてお願いをしました。
その内容は、こんな感じ。
「あなたの影響力は、自分が思っているよりも大きい。
だから、あなたの”基準”が、あなたの周りの後輩たちの”基準”になってしまうことを理解してほしい。
そして、そのあなたの”基準”がチームの仕事のクオリティを決めていくことを再度認識してほしい。」と。
チームの基準を生み出しているもの。
チームの”基準”で、そのチームの仕事の質が決まります。
ミスをしたら隠してしまおうと反射的に考える”基準”が蔓延ったチームと、ミスしたら隠さず報告して二度と起きないように仕組み化するチーム、どちらに仕事を任せたいでしょうか?
常に約束を守りプラスアルファの仕事をしようと考える”基準”のチームと、ばれないように楽をしてチャンスがあればサボろうと考える”基準”のチーム、どちらのパフォーマンスが高いでしょうか?
すべては、チームの”基準”にかかっています。
その基準は、チームのためになるのか?
そのチームの基準は、チームのみんなで作っていくものです。
その環境に大きな影響を及ぼすのは、リーダーの存在ではありません。
ボクは、チームのみんなが自らの基準を発信してつくるものだと思っています。
メンバーが自らの影響力を認識し、その積み重ねがチームを作っているという意識を持つべきです。
リーダーの役割は、「こうしろ。」「ああしろ。」ではなく、みんなが自分の影響力を理解できるようにコミュニケーションを取り、良い方向へ進める手助けをするのがちょうどいいんです。
あなたのチームの”基準”はどうですか?
◆近況報告◆
いろんなプロジェクトの打合せ。いろんな意味で学びになります。
1日1新:なし。
人見知りなボクですが、お気軽にコンタクトしてください。
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