#557 会社員の格差は何から始まるのか。
会社員として、「ザ・会社員」な3Knotな自分。
たまに会社を悪く言う人もいますが、そこで働き、社会と関わっている限り、
自分のベストを尽くすべきだと思うし、いろんな意味で恵まれている部分
を忘れてはいけないと思います。
同じように会社に勤めていても、いろんな意味で格差は生まれます。
そこで、最近自分が「会社員として必要だな」と思うことをまとめました。
違いを作る。
会社で働いていると、意識するしないに関わらず、
その会社の文化や価値観に染まっていきます。
仕事の判断、スピード感、やり方、考え方、視点、タイミングなど、
会社という仕組みの中でパフォーマンスを上げるためには、
その軸を理解し、多少はずれても大枠その方向性の中で仕事を
することが賢明です。
その仕組みがマーケットや時代に合っていればいいのですが、
その仕組み自体がズレていると危険です。
比べるものは、今までの実績ややり方なので、
今の時代にフィットしているかどうかは、中からはわかりません。
すると、それはいつのまにか同じような人を生み出し、
同じような意見、同じような視点、同じような判断を
生み出すことになります。
そうなると、違いや異を唱える人は少なくなります。
面倒なことには巻き込まれたくないので、多数派や上層部の
意見や考え方に、何も考えずに賛同していくようになります。
そして業績に陰りが見えてくると、上層部がこういいます。
「変わらないと生き残れないぞ!」
そのときになって、その会社の筋力の無さが露呈されます。
今まで多数派や上層部の考えに合わせてきたので、自分で考える
ための選択肢やプロセスがわかりません。
今まで答え合わせだけをしていた人ばかりで、自分で問題を
つくり、正解を作るプロセスがわからないわけです。
そこで必要なのは、「違い」だと思います。
「違い」がなければ、変化は生まれません。
会社からはどう見られるがわかりませんが、
自分は、できるだけ「違い」を持てるように気をつけています。
部署の再建であったり、業務改革であったり、戦略立案であったり、
意見を求められたときに、自分なり「違う」考え方や視点がエッセンスに
なればいいなと考えています。
社会との接点を多く持つ。
「違い」を作るにはどうしたらいいのか?
昔は、会社の人とのコミュニティを大切にしていればよかったかもしれません。
しかし、今の時代は、それだけではきっと生き残ることは難しいです。
世の中は、ものすごいスピードで変化しているし、購買行動も変わっているし、
マーケットは細分化されているし、参入コストなんてどんどん下がっているし、
会社の既存の考え方や視点だけの発想では、限界があると感じています。
「違い」を作るには、「違い」を知らなくてはいけません。
「違い」は、今見える景色だけではわかりません。
違う角度や高さから見る必要があります。
その角度や高さを変えるのに必要なのは「社会との接点の多さ」だと思います。
今は仕事に関係のないことに見えても、全く関係のない業界や地域活動、
ボランティア、遊びなどなど、社会との接点を積極的増やしていろんな視点や
アイデアに触れて、それを応用し、どこかのタイミングで仕事につなげられる
リテラシーが必要だと思います。
会社に限らず、そういう人が世の中を動かしていくのかなあと感じています。
人生への積極的な姿勢が格差のはじまり。
「違い」を作ることは、正直、大変だと思います。
今の仕事に関係ないことをやったり、ただでさえ時間がないのに新しいことは
できないこともわかりますし、時にはお金もかかる訳です。
いつ役に立つかわからないことに時間やお金を投資するなら、今の会社の中
でのポジションを上げるために、飲み会や残業アピール、価値観を同じくする
といったことをした方が賢明かもしれません。
しかし、今私が肌で感じているのは、もちろん今の場所で成果を出すのは
当たり前ですが、それにプラスして、人生の中で積極的な姿勢を持つことが、
結果的に経済格差を生み出すのではないかということです。
会社や今持っている実績や経験、知識といった「貯金」だけで生きていくには
限界があります。
きつくても「社会との接点を増やすこと」、そして、そこから会社に対して、
自分に対して、広い意味でフィードバックすることが必要だと思います。
何より、会社以外の人といるとおもしろいですからね。
11月20日(水)の勉強会のお申込みは、こちらから!
11月20日開催 【仕事の組み立て方 初歩編】
詳細はこちらからどうぞ!
★近況報告★
今日は、朝から営業三昧。
体は痛いけど、負けたくない気持ちが沸々わいてきて、
今日からトレーニングをしようと思います。
今日の体重 82.7kg。お肉食べすぎたかな。
よろしかったらポチっとしてください!
にほんブログ村
今日も一日感謝です。