伸びる管理職、堕ちる管理職。自分が堕ちる管理職にならないように意識していること。

投稿者: | 2015年12月9日

kanrisyoku

ボクは、しがない管理職です。

世の中にはたくさんの管理職という立場の人がいますがて、すべてがすべて「この人みたいになりたい!」と感じる訳ではありません。

まあ、そもそも”管理職”っていうのがいかがなもんかと思いますが、だいたい40歳前後で一番脂のノッている時期の人をイメージしてください。

伸びる管理職、堕ちる管理職の差はどこにあって、自分はどんな風に仕事を組み立てているかをまとめてみました。

花壇を作るのが仕事だと心得る。

ボクの仕事は、花壇を作るのが仕事です。

管理をするのではなく、支援をするということ。

自分がキレイな花を咲かせようとするのではなく、メンバーが自分たちの咲かせたい花を咲かせられる花壇をつくるということ。

どこに作って、水や土を丁寧に整えて、雑草を取り除き、安心して花を咲かせられる花壇をつくるのが仕事なので、とても地味です。

伸びる管理職は、ここをしっかりと理解している方が多いように思います。

つい自分が咲かせたい花を咲かせるために、メンバーを肥料も少なく、水もたまにしか与えず、花壇の隅に追いやる人もいますが、堕ちる管理職の典型ですね(・・・まさに以前の自分。。)。

ヒマを演出する。

ボクは、「管理職は、仕事をしていないように見せるのが仕事」だと思っています。

どういうことかと言うと、ヒマを演出するんです。

何か頼まれたときは、とりあえず「ヒマだよ。」といいます。

「ヒマだから大丈夫。」「ヒマだからいつでも相談してね。」と、ヒマに見せることはとても大切。

管理職がいつも忙しくて、イライラしていたら、メンバーからコミュニケーションを取れないし、相談もできません。

そのために、ボクは朝や夜の自分の時間やみんなが出社する前にやることをや指示を考えて、作業は午前中にやり、午後は比較的融通のきく打合せを入れるようにしています。

そして、忙しそうにしている管理職ほど、セルフコントロールができていないことを自ら発信していることになり、結果的に堕ちていく人が多いです。

物理的に忙しくても、とにかく「ヒマです。」と言うことを忘れないようにしています。

常に勉強をする。

一部だと思いますが、管理職になったことで、会社から認められて、自分はサイコー。みたいに管理職になったことがゴールと考える人もいます。

そう考えてしまったら、堕ちていく道へ一歩を踏み出したと思ったほうがいいでしょう。

伸びる管理職は、常に勉強をしています。

それは、座学的なものはもちろん、常に世の中の動向を調べたり、いろんな人に会って情報を仕入れて、自分でいろいろと試してみます。

それを組織や会社へフィードバックしている人は、二次曲線的に伸びる傾向があります。

勉強をするのが当たり前と思っている管理職と、ゴールに着いたからあとはコミュニケーションだけうまくとっていけばいいと思っている管理職では、いずれ埋まらない大きな差となります。

そんなカタチで、管理職の方々、自分のスタンスを考えなおしてみましょう。

 

◆近況報告◆

今日は、終日コンサルを交えての会議。

1日1新:なし。

 

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