#551 人は人と出会って磨かれる。
人はどうすると成長するのか?
そんなことを考えてみました。
柔道は組んだ瞬間にわかる
柔道をしたことがある人はわかると思いますが、相手と組んだ瞬間に強さがわかります。
それは単純に力が強いというものではありません。
細かく言うと、組手の角度やスピードから始まり、どこを狙ってつかもうとしているのか、
つかまれた瞬間の力、手首の使い方、目線、体重移動などなど。
いろんな要素が絡み合って、組んだ瞬間に感じる強さで、相手を測ることができます。
(強さを測れても試合には勝てませんが)
見た目がメチャクチャごつくても弱かったり、コイツには楽勝だと思ったら全然強かったり、
強さは見た目とは全く違うものであり、それは不思議なものです。
Mさんにお会いして、なぜか不思議とそんな感覚を思い出しました。
「あ、この人やるな」という独特の感覚です。
これはMさんに限らず、今ご一緒させていただいているみなさまに感じることです。
強くなるには、強い人と稽古するのが一番。
強い人とばかり稽古していると、自分の弱さをまざまざと見せつけられ、
オレってなんて弱いんだ。。。となりがちです。
高校時代は、日体大の道場へお邪魔して練習させていただきましたが、
それはそれは強すぎて全く話になりません。
そして、毎日雑巾のように投げられていると、逃げたしたくなります。
技なんて教えてもらえず、その強さから「習うより慣れろ」的な稽古です。
しかし不思議なもので、そういう稽古をしていると、強くなります。
自分の技なんてかけられず、ただひたすら投げられているだけなのに、
高校生同士の試合ならばそこそこ勝てるようになります。
いつも強い人と稽古していると、組んだ瞬間に感じる強さのレベルが上がり、
高校生級の強さなら何とも感じなくなることが一つの要因です。
結局、人は人に強くしてもらう。
山奥で悟りを開くことができる人は、レアです。
人は、人と会って成長していきます。
なので、今、(自分の中では)積極的に人に会おうと意識しています。
みなさんは一流の方ばかりで、二流にも満たない自分は、ただただ学ばせて
いただいております。
ときに、みなさんのクレバーさやスケールの大きさ、スピード感に触れて、
自分の小ささにガッカリして、テンションがガクンと下がることもあります。
さらに、考えれば考えるほど、自分のスケールやチマチマ度合に、
我ながら情けなくなってくるときもあります。
しかし、ふと感じたのは、そういう人に触れさせていただいていると
気がつきにくいですが、そのすごさを知っているだけに、私の周りが
あまりすごくないように思えてきます。
そして、レベルの高い人から見ると小さなチマチマも、
違う角度から見ると結構いいチマチマだったりすることに気がつき、
それが意外と価値のあることだったりする訳です。
とにかく今はチマチマを積み重ねていくしかありませんね。
★近況報告★
今日は、社内で業務や資料作り。午後から商談。
ママが飲み会のため、保育園に娘のお迎え、晩御飯、風呂、
洗濯、寝かしつけと子育てDAYでした。
今日の体重 82.2kg。うん、まずまず。
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今日も一日感謝です。