先週、息子の学芸会を観に行きました。
タイトルは、【エリックコスモスの239時間】というもの。
感動しやすいボクは、ひとりデカい体で涙してしまいました。。
エルコスの祈り。
エリックコスモスの239時間(現 エルコスの祈り)は、劇団四季のオリジナルミュージカル。
ストーリーは、以下の通り。(ウィキより引用)
舞台は、約100年後(「エルコスの祈り」になってからは約50年後)の世界。そこには、問題児や落ちこぼれたちに対して再教育を行う「ユートピア学園」があった。 「ユートピア学園」は非常に規律を重んじ、生徒を番号で呼んでいる。また、夢や希望などは無意味であり、そういったものを排除している。 学園にいる生徒のジョン、ポール、ジョージ、ローズやエマたちは、そうした指導方針に不満を持つが、否応なしに従っていた。
ある日、セールスマンがストーン博士が開発した教育型ロボット『CPΣ・081・1型ESPアンドロイドエスパーロボット/エルリックコスモス(通称エルコス)』を売り込むために、学園の理事長のもとにやってきた。 エルコスは、生徒に対する教育から日常の世話まで全てを完璧にこなす優秀なロボット。理事長は、学園に対する維持費の抑制のため、エルコスを学園に入れることにした。 エルコスのエネルギー源はFZIという最新のバイオエネルギー。1度の補給で240時間動くが、万一汚れたFZIを補給すると、エルコスは気化し、消滅してしまう。
といった内容で、感謝や夢といった人の大切なモノをエルコスのおかげで子どもたちが取り戻していく内容です。
劇の中で刺さったセリフ。
「心の中で一番美しいのは、許すという気持ちだよ。」
「みんなに会えて、本当に幸せだった。ありがとう。」
という感動のシーンのセリフも良かったのですが、ボクが一番印象に残ったセリフはこれ。
「努力は、自分の良いところを見つけるためにするんだ。」
ちょっとウル覚えですが。。
ここで【努力】について、ちょっと考えさせられました。
努力とは。
努力というと、ボクの中では「諦めずに頑張り、積み上げて、目標を達成するためにするもの。」で、きつくてツライものだと思っていました。
だから、キツくてツラくて自分を追い込むと「オレって努力しているぜ!」と”努力している感”を感じることができていました。
しかし、エルコスは「努力とは、良い所を見つけるためにするものだ。」と言います。
目標達成をするために追い込むことも”努力”ですが、そのプロセスで自分の良いところを見つけられることも”努力”なんですね。
テストで良い点を獲る、売上目標を達成する、そういった目標達成のために、悩み、苦しみ、それでも前に進んで、結局失敗しても、その”努力”はムダではなく、もれなく”新たな自分の良い点”が見つかる特典(?)がついてくるわけです。
そうなると、努力すればするほど、自分の良い点に気が付きまくることになります。
【エリックコスモスの239時間】を観て、努力の意味の幅が広がりました。
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