毎日、本気で生きていますか?
昨日息子の学芸会で、全力で頑張る姿を見て、自分は本当に”本気”なんだろうか?と考えてました。
柔道はゴマカシができない。
柔道をしていたとき。
稽古をサボって試合に出ると、すぐに恩師にバレます。
自分では何とか繕っているつもりでも、恩師の目から見れば一発で見抜かれます。
それは、引き手が甘い、釣り手の手首の使い方が弱いなど、素人にはわからない部分を見てわかってしまうんですね。
そうなると、試合後に稽古で追い込まれます。。
仕事はゴマカシができる。
一方、大人の仕事というのは、ゴマカシがききます。
仕事への取り組みや自分の成長に対してサボっていても、ある程度はゴマカせてしまいます。
口が達者な人、論点をずらす人、話をごまかす人は、そういうのが得意です。
そういった多くの人は「とりあえず、この場を何とかすればいいや。」とか、「自分の評価が上がること」を考えて、その場で使う報告書をうまく作る、その場で発表する内容をうまく組み立てることに主眼を置いて、”自分がその事業に本気になっていないこと”は横に置いておきます。
そりゃあ、「自分は、仕事の効率が悪くて時間も作れず、中長期の計画も立て方も知らないけど、何も自分で勉強をしないで、とりあえず自分の知っていることを自分の定時でできることを試してみて、うまくいかない理由はそれっぽいことを取り立てて、とりあえずこの会議の場をやり過ごそうと思っています。」なんて言えるわけもありませんから。
ボクもそういうタイプだったので、そういった人の発表や話を聞いていて、その”言い訳”の精度レベルがよくわかります。
もちろん中には、お客様のため、会社のため、自分たちのために表面的にゴマカしている計算高い人もいますが、ほとんどの場合「あ、この人は自分がやっていないから、ゴマカしているだけだ。」というケースです。
誤魔化してばかりいると、本気が出せなくなる。
話は戻って、柔道をしていたころ。
稽古が辛くて辛くて、うまくやっているように見せかけて、誤魔化してサボろうとした時期がありました。
確かにそのときは楽で「いや~これで楽できるわ~」となり、試合でもそれまでの稽古の貯金で何とか勝てるわけです。
負けても、「相手の組み手が予想以上に厳しかった。」「右ヒザに違和感があって踏み込めなかった。」みたいな言い訳をして誤魔化してみたり。
「1日稽古をサボったら、追い付くのに3日かかる」と言われていて、3倍やらないと毎日稽古している人には追いつけないんです。
3倍も稽古するのはキツイし、そんなこと言っていたら追いつけないから、ごまかす理由ばかり考える。
そして毎日本気を出さないで、ゴマカしてばかりいると、いつしか本当に本気が出せなくなります。
誤魔化してばかりで、本気が出せない大人になってしまうほど怖いことはありません。
◆近況報告◆
今日は、これからブラジルから帰国されたSさんとサシモニです。
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