自分では損切りできない事実。だからこそ人に会い、第三者の視点をもらうことが必要。

投稿者: | 2015年11月17日

tettai

昨日、ECショップコンサルのKさんにいろいろとお話を伺いました。(Kさん、ありがとうございました!メルマガ楽しみにしています!)

逆風の中からのEC立ち上げ、現場の生々しいやり取りなどなど、普通では聞けないお話を伺うことができました。

話の内容を全部メモさせていただき、その中で特に印象に残っていること。

それが、【損切り】のお話です。

どこで撤退するか??

人は、自分のやっていること、見ていることが全てだと思いがちです。

「懇切丁寧に育ててきたし、好きな商品だから、絶対に売れる!」

そんなような商品を抱えているケースは、よくある話です。

その気持ち、すごくよくわかります。

もちろん結果的に売上が上がることもあれば、全然売れないこともあります。

売れれば「自分がこんなにこの商品を丁寧に育ててきたからだ!」と思うだろうし、売れなくても「まだまだ自分の想いが足りないからだ!」と考えて、リソースをつぎ込んでしまうケースがあります。

しかし、冷静に考えてみましょう。

「自分が丁寧に育てた商品は、みんなが気に入ってくれて、ガンガン売れる」なんていうのは、ボクのような一般人にはまずあり得ません。

それなのに「自分が好きだから、自分が丁寧に育てたから、みんな買ってくれる!」「自分が好きな分野で、見る人が見ればわかってもらえる商品だから売れる!」と勘違いして、在庫を抱えて、それが新たなチャレンジへの妨げになってしまい、商売がジリ貧になってしまうことはよくあります。

ここで大切なのは「どこで撤退するか?」です。

自分では決断できない事実。

これは、自分がその商品が好きなほど起こりやすい事象です。

つい、希望的観測を持ってしまうんですよね。。

その希望的観測のおかげで、在庫を抱えているために売れ筋商品を仕入れるスペースが無かったり、売れないものを一生懸命に売ろうとするための人件費は、大きな機会損失になっているはずです。

目には見えにくいですが。。

こういったケースは、数値を見れば一目瞭然。

もちろん想いは大切ですが、数値を冷静に見ることも大切。

わかっちゃいるけど、それがなかなかできませんよね。

だからこそ、経営者やマネージャーはそういう【損切り】【撤退ライン】の視点が大切で、できないのであればコンサルティングや第三者の視点を積極的に取り入れていくことが求められます。

自分の思考ややり方も同じ。

これは、個人の習慣や思考にも当てはまります。

自分の習慣や思考が”悪い”とわかっていても、つい続けてしまうことはよくあります。

そりゃあ長年続けていたそのやり方のほうが楽だし、考え方を変えるなんてこと自体思わないかもしれません。

さらに、このやり方をちょっとだけ楽に変えて成果も変わればいいなあ~なんていう希望的観測がふんだんに入ってきます。

そうなると自分の力では、なかなか客観的に判断することはできません。

だからこそ、人に会って、自分を客観視する機会を意識的につくることが大切だと思う次第です。

 

 

◆近況報告◆

昨日はKさんとランチミーティング。Kさん、ありがとうございました!!メルマガ楽しみにしています。

今日は、プロジェクト会議長丁場。

1日1新新宿DINING OUT.53

 

人見知りなボクですが、お気軽にコンタクトしてください。
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