いろんな会議やプロジェクトに出ていて、「あれ?みんな、意外と商売の基本の考え方がわかっていないんじゃない?」と思ったことがありました。
なので、ボクがいつも忘れないようにしている商売の基本を考えてみました。
3つのことを順序良く。
商売の構造を紐解くと、たった3つのことを決めることが大切です。
たった3つのこととは、、、
1 誰に??
2 何を??
3 どうやって??
これだけ。
ここが決まらないから、何もかもが決まらないことって意外と多いんです。
お客様第一主義と言いながら。
「売上をあげよう!」と会議をしていると、「誰に?」がいつのまにか曖昧になることがあります。
Aグループ向けにサービスを考えていたのに、BグループやCグループも一緒になってきてしまって、結局、公約数的な中途半端になるようなケースは、驚くほど多いです。
例えばスタバ、コーヒーを楽しんでもらうために、基本店内でタバコは吸えませんよね。
にも関わらず「お客様が望んでいるんだから、一緒にタバコを吸えるようにしないとお客様第一主義ではない!」と、Aグループ以外もごちゃ混ぜにしてしまうことを言う人が出てきます。
それって、喫煙者には良いかもしれませんが、コーヒーの香りを楽しみたい人やタバコの煙が苦手な人にはマイナスです。
誰に?を忘れないようにしよう。
なので、いつも忘れないようにしているのは「誰に?」です。
そこさえ、そこにマッチする商品が決まり、最適なチャネルが決まり、伝えたいメッセージも、広告媒体も決まります。
商品は、カジュアルがいいのか、ラグジュアリーがいいのか。
チャネルは、ECがいいのか、対面販売がいいのか、電話がいいのか。
広告媒体は、FBがいいのか、マス広告がいいのか、チラシがいいのか。
何を訴えかければいいのか、子どもを持つ親向けなのか、彼女を初デートに誘う人向けなのか。
それは「誰に?」によって決まるものですよね。
それなのに、いきなり「ECの売上をあげよう!」みたいに【どうやって?】を考えても、なかなかうまくいきません。
そんなことを考えながら、自分も迷走しないように気をつけます。
◆近況報告◆
今日は、ランチミーティング、役員打合せなど。
1日1新:なし。
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