仕事がうまくいく人、うまくいかない人。
一体何が違うのでしょうか。
いろんな要因はありますが、ひとつだけ言えることがあります。
否定から入る人は、要注意。
社内の大きめのプロジェクトから細かな案件まで、いろんな仕事に絡ませていただいています。
仕事を進めようとすると、いろんな問題や課題が出てきます。
そんなとき、仕事をうまくまわしている人には共通点があります。
それは、問題にぶち当たった時に、「どうにかする」が前提になっているということ。
仕事をまわすには、考える順序がある。
ここって、ものすごく重要なポイントです。
一歩目が、「できるか?できないか?」ではないんです。
経験上、まず「できるか?できないか?」を考える人は、ほぼ”否定”からスタートしています。
「できるか?できないか?」から考えると、”できない理由”の方が簡単にイメージできるので頭の中が”できないこと”でいっぱいになり、「これがないとできない。あれがないとできない。」となってしまいます。
リーダーがそういった思考になると、当然チームとしてのアクションも遅くなり、たくさんの人やお金を投下しても、目も当てられない状態になります。
仕事をまわすには、考える順序がある。
これは、「否定がいけない」と言うことではありません。
「否定」は、とても大切です。
ただし、”否定する順序”が間違えているということです。
仕事ができて羨ましいと思える人は、「よし、この問題をどうやってやろう?」と”肯定”から入り、アイデアを広げて、絞ります。それから、その絞った施策をひとつひとつ”否定”してみて、ダメージの少ない施策を採用し、あとは覚悟を決めて実行し、フィードバックを得ることをしています。
デキる人は【肯定→否定→肯定】の順で考えて、デキない人の多くは【否定→否定→とりあえずやらなきゃいけないから肯定】といった順をたどっています。
これはとても根深いもので、本人も気が付いていないことが多いように思います。
自分もそうだったのでわかりますが、これは船底にフジツボがびっしり張り付いていてスピーディに動けないようなものですが、その海面の下にある部分のフジツボには気がつかないものなんです。
気がつかないから、エンジンを変えてみたり、船体をきらびやかにしたりしようとしますが、スピードが上がるはずもありません。
これと同じように、まずフジツボを取り除かなければ、おそらくこの先もうまくいくことはありません。
◆近況報告◆
今日は、お休みをいただき、プライベートを楽しみます。
1日1新:ココナッツチップス
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