入社したての頃、海外出張に憧れていました。
英語は全然話せないくせに。
スーツを着て、スーツケースを引いて「ちょっと出張に行ってきます。もちろん海外ですけど。」みたいなことをすれば、オレもモテるかな~と妄想していたわけです。
そんなボクが、海外出張へ行くためにしていたことをエントリー。
まずは仕事を作る。
当然ですが、まずは、海外に行く必要のある仕事を作らなければなりません。
遊びに行くわけではありませんから。
ボクの場合は国内で完結しようと思えばできる仕事でしたが、大量ロットの注文を海外生産をしてもらうような仕事を狙っていました。
そうすることで、海外の工場での交渉や生産体制、生産プロセスを見に行く”必要性”を作ろうと考えていました。
結果的には、それにピタリとハマるような注文を獲得できて、海外出張ができるようになりました。
「海外出張に行きたい!」と言う。
海外出張に行きたければ、「海外出張へ行きたい!」ということが大切です。
海外出張は、当然経費もかかるし、危険が伴う場合もあるので、会社としてはあまり行かせたくない雰囲気があります。
だからかもしれませんが、上司から「海外出張へ行ってこい。」と言われるまで、待つ人が多いです。
行きたいのであれば、「海外出張へ行きたいです!」「今は行かれなくても、この仕事を決めて、何とか行かせてください!」と発信することがものすごく大切です。
言うのは、タダだし。
言わなきゃわからないし。
それなのに、その声がかからないことに対して「なんでこの必要性に気がついてくれないんだ!」と考えるのは、大間違いです。
”行くことが当たり前キャラ”を植え付ける。
海外での仕事を作って、上司へ海外へ行く必要性を伝えて、「行きたいアピール」をしていればOKです。
そして、一度でも海外出張をしたら、そこからが大切。
キチンとフィードバックをして、その経験を商談や仕事に活かして、さらに「ボクが海外出張すると、こんなにたくさん良いことがあります」と暗に印象付けることが必要です。
さらに、その後も同じような仕事を作った時は「では前回と同じように、また海外出張行ってきます」的なスタンスで話を組み立てれば、行ける可能性は高くなります。(もちろん、信頼と仕事での実績があることが前提です。)
そうすることで、「あいつは、こういう仕事を獲ってきたら、海外出張に行って当たり前」というイメージを持ってもらうことが大切です。
これって、自分ブランディングですね。
・・・まあ、最初から海外出張がある会社や仕事に就けば話は早いですが、ボクのように、英語も中国語も話せない人にはおススメの方法です。
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