たった一言のコミュニケーションの大切さを再認識したゆで卵事件。

投稿者: | 2015年10月30日

yudetamago

ある平日の朝、冷蔵庫にあるゆでたまごを食べました。

すると、出勤途中の読書中に妻からLINEが。。

「ゆでたまご、無いんですけど!」

・・・朝からものすごい勢いでヨメがイライラしています。

ゆで卵を食べた理由。

ゆで卵、確かにヨメにボクが食べたので、そこにはありません。

しかし、食べたのには理由があります。

そこに「ヨメを困らせてやろう」という理由はありません。

勝手に食べたのは、「美味しそうだから」、「以前、カレーが冷蔵庫にあって食べたいけど気を使って食べないでおいたら、そのまま放っておかれて腐ってしまったことがあったから、今回もそうなったらゆでたまご君がかわいそうだから」、「昨日一言「明日の朝ごはんで使うから」と言ってなかったし、まだ寝てるから食べて良いか確認するのもかわいそうだし」という理由からです。

さらに、LINEで「無いんですけど」って、、、もう少し言い方あるでしょ。。朝からそんなことでつっかかってくるなよ、と思ってムカッとくるわけです。

深呼吸して相手の立場から考える。

瞬間的にムカッときて、反応的に「そんなこと言ったって、一言も言わないのが悪いんだろ。前もそうやって腐らせて捨てたし。」なんて言おうものなら、もう収拾がつかなくなります。

ここで、嫁さんの立場で考えてみましょう。

朝の忙しい時間に昨日作っておいたゆでたまごを食べられて、イチから作り直すことで貴重な時間が奪われてしまい、会社に遅れるかもしれないプレッシャーがかかったところでボクの憎らしい顔が思い浮かび、そのムカムカをボクににぶつけたくなるのは当然ですね。。

なので一旦深呼吸をして、相手のことを理解しようとして、瞬間的に反応してしまわないようにすることが大切です。

たった一言の気遣いが家庭を救う。

プロ野球選手ですら、完全に打ちとったフラフラっと上がった打球を、誰が捕るのか微妙な領域でお互いに見合って、結局誰も捕らないでヒットになってしまう「お見合い」と言われる現象が起きます。

ここで「オッケー、オレが捕るよ!」「レフト、頼む!」とコミュニケーションを取ることで、それは簡単に回避できます。

仕事でも、たった一言やひとつの確認が無かっただけで、大きな問題に発展することはよくあります。

今回のゆで卵事件であれば、どうでしょう。

ボクであれば、腐らせて捨てるというもったいないことを未然に防ぎたい気持ちを抑えて、目の前にある美味しそうなゆでたまごを食べないでおくという行動が必要です。

ヨメであれば、たった一言「これ、明日使うから食べないでね」と言っていれば防げました。

もちろん、どちらが正しくて、どちらが悪いということではありません。

たった一言の気遣い。

ホントに小さなことですが、それが一番大切なことですね。

とりあえず、今度からはゆで卵があっても、食べないようにします。

 

 

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