【せたがやパパの会流マーケティング】シリーズ。
(会社員で複業(サードワークス)に挑戦した筆者。「せたがやパパの会」の立上げから運営での学びが、今の仕事にどう役立ているか?シリーズです。会社員で複業(サードワークス)をやってみようと思っている人、会社で事業を預かるリーダーの方にとって、ちょっとだけ役にたてばいいなと思っています。)
前回の続き。(前回までは、こちらをどうぞ!)
さて、「せたがやパパの会」の旗を振って、いろいろ(詳しくはこちら)あって、助成金を使ってフリーペーパーが完成したけど、目的であったメルマガ会員は全く集まらず困っていると、Y新聞に取り上げていただき、一気に行動範囲が広がったボク。しかし、活動資金の持ち出しが増えてしまい大赤字。そこで収益の柱が必要になっていろいろ試して、思い付いたのが「おでかけ写真館」です。
カメラマン探し。
たまたま子どもと一緒に公園に行った時のこと。
子どもの写真はたくさん撮るけど、家族写真は人に頼まないと撮れません。人見知りのボクは、それがとても高いハードルでした。それなら写真館に行けば撮れるけど、結構高いし、データはもらえないし、さらに室内で屋外での躍動感ある写真は撮れません。
だったら、公園で遊んでいるところや、子どもが生まれたら撮る機会が減る夫婦のツーショット写真を、プロカメラマンに撮ってもらえたらいいなあと考えたわけです。
そこで思い立ったら吉日、プロカメラマンをWEBで探して「こんなことがしたいです!」という内容のメールを送りつけたり、知り合いに「こども好きのカメラマン、いない?」と聞いたりして、一人ひとりにアプローチをしました。
すると、ひとりのパパさんカメラマンをパパの会つながりでご紹介いただき、意気投合して一緒にやることになります。
おでかけ写真館の始まりは下北沢。
そんな話をパパの会でしていたら、下北沢商店街祭りの実行委員みたいな方をご紹介してくださり、「商店街の広場で撮影するスペースを作ってやっていいよ~」ということになりました。
人通りのある場所で、写真撮影をしていたらものすごい宣伝になります。
そんな機会をくださったことに感謝するも、「・・・集客どうしよう」となるわけです。
そこで、カンタンなチラシ配布と当時のmixiで集客をしてみました。
お子さんとの家族写真、子どもを高い高いしているカット、にらめっこしているカット、肩車しているカット、夫婦のツーショットなどなどプロカメラマンが20分間でいろんなカットを撮って、データをすべて渡して、価格は(確か)4000円!としました。
とりあえず1組でも来てくれたら、それと自分たちを撮って、それらをサンプルにして宣伝できるな~と思っていたら、、、
な、なんと申込が殺到。
おいおい、すげー!と盛り上がり、その日のためにカメラマンさんがご自身で大道具的なセットを作ってくれたり、文化祭みたいなノリで初めての撮影大会がスタートしました。
集客に困らない仕組みの出来上がり。
おでかけ写真館を始めてみると、自分たちでもビックリするくらいのお客様から問合せがありました。
フリーペーパーにチラシをはさみ、子育てセンターに設置しておくと、ママさんが「パパ視点」に興味を持って手にとり、青空の下で素人では決して撮れない躍動感ある子どもや家族の写真がたった4000円で撮ってもらえる!となれば試してみようと思ってくれます。
助成金を交付されている”せたがやパパの会”が主催していて何となく安心感を持ってもらえて、クチコミなども加わり、どんどんお客様が集まるようになりました。
そこでより多くのお客様に提供できるように、カメラマンを増やすことにしました。
とてもエキサイティングで、おもしろいステージになってきたわけです。
続く。
◆近況報告◆
今日は、いろんな作業や打ち合わせです。
1日1新:娘と渋谷までチャリ。
人見知りなボクですが、お気軽にコンタクトしてください。
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