よくある会社での出来事。
足を引っ張ろうとするのか、やっかみなのか、根も葉もない話を作り上げられて、自分の知らないところで批判に晒されることがあります。
「火のないところに煙は立たない。」とも言われますので、自分では気づかない何かしらの原因があるのかもしれませんが、こういうのって、あまり良い気分ではありませんよね。
ボクも、めでたく(?)そういう事態に巻き込まれたので、そのとき考えたことをまとめておきます。
批判される喜び。
今回の一件の内容は、こんな感じ。
「オマエ、◯◯さんに、こんなこと言われていたよ」という話を、役員から聞きました。
それは、あまり良い内容では無く、ボクのさわやかな(?)イメージが損なわれるようなものでした。
しかも、◯◯さんは、直接関係のないセクションで、あまり話したことのないボクより上の管理職。
今までの自分であれば「はぁ?人のいないところでウジウジ言わないで、直接言えよ!」と正直、ムカッときます。
が、今のボクは一味違います。
ちょっとだけ成長した今の自分は、こう捉えるんですね。
「ほほう、ボクもちょっとだけ名前が売れてきたんだなあ~」と喜ばしいわけです。
そういう批判をしてくださるということは、自分に注目してくださっていて、さらにその距離感が遠ければ遠いほど、自分の頑張りが広がり、影響する範囲が広がっているという意味です。
さらに、「その人、五合目人間だな。大丈夫かな」と大きなお世話の心配もします。
五合目人間になっていないか。
以前、こんな話を聞きました。
「山登りで、富士山やアルプスといった本格的な山を登っている時の話。八合目を超えるとウォーキング感覚や散歩感覚の登山者はいない。みんな真剣であり、高山病になりながらも、頂上を目指している。五合目までのような中途半端な人はいなくなる。」
素人でも行ける五合目付近では、「装備が悪い」とか、「マジ、キツイ」、「え~これ登るの?」といった言葉が少なからず飛び交うそうです。
会社でも同じで、中途半端な五合目付近で仕事をしている人ほど、「会社が悪い」とか、「自分は評価されていない」、「え~これやるの?」といったことを口にします。
さらに悪化すると、自分が登っていないにも関わらず、八合目で頑張っている人を批判し始めます。
このように、一時期荒んでいたボクと同じような不満の塊みたいな人を「五合目人間」と読んでいます。
五合目人間からの脱却。
一時期荒んでいたボクは、五合目人間にならないように気をつけています。
上を目指していれば、同じ高さの人は、ちょろっと横に見えるかもしれませんが、ほぼ見えません。
さらに自分が必死に八合目まで登れば、五合目人間は下の方に小さく見えるだけで、全く気にならなくなります。
そして、八合目まで来た自分を批判してくれるということは、ある意味羨んでくれているということ。
自分が五合目人間で、そういったことをしていたから、その気持ちはよくわかります。
でも、能力や力量が低いからこそ、自分のできることを一生懸命にすることが大切です。
ボクを批判してくださって嬉しいけど、人の批判なんてしているのはもったいないですね。
◆近況報告◆
今日は、商品撮影立会いなど。
1日1新:市ヶ谷スタジオ
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