【せたがやパパの会流マーケティング】シリーズ。
(会社員で複業(サードワークス)に挑戦した筆者。「せたがやパパの会」の立上げから運営での学びが、今の仕事にどう役立ているか?シリーズです。会社員で複業(サードワークス)をやってみようと思っている人、会社で事業を預かるリーダーの方にとって、ちょっとだけ役にたてばいいなと思っています。)
前回の続き。(前回までは、こちらをどうぞ!)
さて、ネーミングは「せたがやパパの会」に決定し、世田谷区起業支援施設での出会いから「動いてから、どうやって顧客名簿を集めるか?」を考えることにした自分。
しかし、実際に”動く”と言っても、何をどうしたらいいのか、よくわかりません。
すると、出会った二人に負けないように、何をしたらいいのか常に考えるようになります。
目的の整理と条件を整理する。
ということで、一旦、目的と制約条件を整理しました。
まず目的は、せたがやパパの会で顧客名簿をつくること。
制約条件は、費用10万円までできること(後輩とボクの二人で出し合ったお金)、本業に影響のないようにすること。
10万円を投資して、顧客名簿を作って、その顧客に対して何かしら販売して、リターンを得て、継続して活動するということです。
10万円といえば、お小遣い制の会社員には非常に大きな金額なので、会社で使う10万円とは、明らかに違う意識が働きます。この意識は、”投資と回収”を真剣に考えることにつながり、本業でも大いに役立ちます。
アンテナが立つと、今までなかった視点になる。
そして「10万円を使って、パパの顧客名簿をどうやって作ろうか?」というアンテナが自然と立ちます。
アンテナが立つと、その視点で新聞チラシを見たり、Webサイトを見たり、キャンペーンやイベントを見たりするわけです。
そこから「反応率や成約率ってどれくらいなんだろう?」「どうやってオペレーションしているんだろう?」「いくらでできるんだろう?」みたいな、今まで持っていなかった視点でモノゴトを考えるようになりました。
WEBやメルマガが今ほど発達していない時代。とりあえず、イベントを企画して、チラシをまいて、着実に名簿を作ることが有効だと考えました。
でも、「イベントを開いて集めるのはしんどいし、いちいち紙に記入してもらうのも大変だから、とりあえずホームページを作って、そこで会員登録をしてもらうことにしよう!そして、ホームページに来てもらうためには、当時流行っていたフリーペーパーを名刺代わりに作ろう!」ということにしました。
ド素人な感じ満載でしたが、とりあえず、そのためにホームページを作ってもらえる人、フリーペーパーを作ってもらえる人を探すために動くことにしました。
動いてわかる現実の難しさ。
そして、目的を達成するための目標に向かって動き出しました。
しかし、そんなことはしたことないし、ホームページ制作、デザイナー、編集者なんて知り合いは全くいません。
仕方なく、インターネットで調べてみるも、ホームページ作るだけで20万円とか、デザインや編集してもらうだけで10万円、印刷して10万円という現実がわかるわけです。
オイオイ、そんなにかかるなら無理じゃん。。。
そう思って肩を落としていても仕方ないので、いろんな子育て系の活動をしているところに伺ってどうやって活動しているかを聞いたり、制作をしてくれそうな知り合いを紹介して~と頼むことをしていました。
その時に大切なのが、自分の振っている旗を明確にすること。
よくビジネス書とかで「トーストマスターとか、エレベーターピッチとか言うように、自分のやりたいことを簡潔に伝えることが必要だ!」みたいなことを言われます。
まさにその通りで、ここで”ネーミングの重要性”を再認識することになるんです。
そう、ボクたちのつくりたいのは「せたがやパパの会」。
「「せたがやパパの会」を作ろうと思います!」というだけで、聞いた相手は一発でイメージしてくださるんです。
ここでカッコつけて、横文字やら、何かわからない名前をつけてはいけません。
これは、かっこ悪かろうがなかろうが、とにかく相手に分かればいいんです。
そういう意味では、とても効果的なネーミングでした(自画自賛)。
そして、わかりやすい旗とイメージできる内容であれば、それに引き寄せられて、情報や人が集まるものなんです。
そして、おもしろい情報に出会うと共に、格安で制作をしてくださる方と出会うことになります。
続く。
◆近況報告◆
今日は、娘のプチ運動会、息子のサッカー応援。
1日1新:なし。
人見知りなボクですが、お気軽にコンタクトしてください。
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