「今、この球を打ちにいかなければ、後々もっと難しい球を打たなくてはならないときが必ずやってくる。」
そう仰るされている、USJをV字回復させた立役者である森岡氏の著書 USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか? を読みました。
そこで思ったこと。
9回裏二死ランナーなし。
ハリーポッターのテーマパークをオープンさせるために450億円の投資を決断。
売上が800億円だった当時にそれだけの投資をすることは、尋常ではありません。
しかし、問題はその決断ではなく、その意思決定をしてからオープンさせるまでの3年間。
その3年間は新規アトラクションを投入しないで、極端に少ない投資で集客を増やす必要がありました。
「金なし、人なし、時間なし」で、9回二死ランナー無しでヒットを打ち続けなければならない状況でのアイデアや行動力は、とても参考になります。
今打たなくて、いつ打つの?
この本には、アイデアの呼び起こし方が書かれており、参考にしたい部分がたくさんありました。
ただ、そのアイデアの呼び起こし方よりも刺さった言葉がありました。
それがブログの冒頭に書いた言葉。
「今、この球を打ちにいかなければ、後々もっと難しい球を打たなくてはならないときが必ずやってくる。」
アイデアの呼び起こし方とちょっと関係ありませんが、本業に置き換えても、自分に置き換えても、ものすごく刺さりました。
虫歯と同じで、楽になることはない。
本業で言えば、今まで難しい球にチャレンジすることなく、目の前のことを何となくごまかしごまかしやってきて、結局より難しい球を打ちにいかなければならない状況が見られます。
自分に置き換えれば、「今難しい球をわざわざ打ちに行かなくても、打とうと思えばいつでも打てる(と思っているだけ)し、今はちょっと気持ち的にノらないし、ま、今打たなくてもさして困らないし。」と考えてしまっていた自分に気が付かされました。
虫歯と同じですね。
放っておいて、だましだまし過ごしていても良くなることはありません。(そういえば、歯医者に行っていないから、、、行こう!)
結局、どこかのタイミングでよりイタイ思いをしなければならなくなります。
さらに、仕事でも、戦略を作るときも、順序を考えるときも、個人的な体重においても同じ。
今打ちにいかないと、後々簡単になることは無いと思って、今できることを精一杯やろうと思います。
◆近況報告◆
今日は、会議三昧です。
1日1新:なし。
人見知りなボクですが、お気軽にコンタクトしてください。
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