【せたがやパパの会流マーケティング】ネーミングの重要性を考えた結果。

投稿者: | 2015年10月13日

setagayapapanokai

【せたがやパパの会流マーケティング】シリーズ。

(会社員で複業(サードワークス)に挑戦した筆者。「せたがやパパの会」の立上げから運営での学びが、今の仕事にどう役立ているか?シリーズです。会社員で複業(サードワークス)をやってみようと思っている人、会社で事業を預かるリーダーの方にとって、ちょっとだけ役にたてばいいなと思っています。)


 

前回の続き。(前回までは、こちらをどうぞ!)

邪な思いで立ち上げようと思った「パパの会」。

さて、そのネーミングに悩みました。

「パパの会」だとインパクトがない。

「パパを集めるのはいいけど、パパの会ってちょっとインパクトがないな。。」

そう思った自分。

つい横文字でカッコいいものにしたくなります。

ネーミングに大切なのは?

ネーミングって、とても大切です。

「ああ、このネーミングうまいなあ」というモノを挙げてみます。

甘栗むいちゃいました。

甘栗剥くの、面倒ですもんね。ものすごくわかりやすい。

プチプチ。

「エアーキャップ、ある?」と言われてもわかりません。プチプチなら一発でわかります。プチプチしたくなりますよね。

ブルーレットおくだけ。

小林製薬さんのネーミングって、個人的にスゴイと思います。「ブルーレット」じゃなくて、「おくだけ」とするところがスゴイ。他にも「のどぬーる」とか、「熱冷まシート」とか。想起率、高いです。

Tバック。

とてもわかりやすい。

ここで言えるのは、大企業のイメージ戦略ならかっこいい名前でも良いかもしれませんが、個人で何かをするならば、商品名とその用途やサービス内容が一発でわかった方が良いんです。

カッコいいという自己満足はどうでもよく、大切なのは”わかりやすさ”です。

ネーミングは想起率がキモ。

ということで、シンプルに誰でもわかるように「世田谷パパの会」に決定しました。

でも、文字で書いてみると「世田谷」の文字がカクカクしていて硬いイメージです。

そこで、「せたがやパパの会」とひらがなに変更。すると、やわらかくて、取っ付き易いイメージに早変わり。

その結果、おもしろいことが起こりました。

こういった類の団体の多くは、地域を限定して名前をつけます。例えば、「◯◯保育園パパの会」とか、「△△地区パパの会」とか。

しかし、ボクが「せたがやパパの会」と言うだけで、世田谷区全体を取り仕切るパパの会的なイメージを勝手に持っていただけることもありました。ただ単に、世田谷区に住む父親が始めただけなのですが。。

また、当時子育て支援をする団体はいくつもあり、ネーミングもカッコいいものでした。しかし、夏休み明けにみんなが金髪にしてきて、逆に黒髪のままの自分が目立ってしまう!みたいな感じで、シンプルでわかりやすく、取っ付き易い名前がとても覚えてもらいやすいものになりました。

ネーミングのコツは、とにかく覚えてもらいやすく、思い出してもらいやすいもの(想起率が高い)が鉄則です。

続く。

 

◆近況報告◆

今日は、終日コンサル会議です。

1日1新:なし。

 

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