タクシーでの会話から、視点の違いがビジネスを生むよね。というお話。

投稿者: | 2015年10月5日

takusi-

この前、タクシーに乗っていて思ったこと。

ナビ、電源入っていませんよ。

最近のタクシーには、ナビがついています。

しかし、たまたま乗ったタクシーは、ナビの電源が入っていませんでした。

「おいおい、大丈夫か?遠回りされるんじゃない?」と心配するボク。

勇気を振り絞って、聞いてみました。

「あの~、ナビの電源が入っていませんけど、大丈夫っすよね?」

タクシーの運ちゃんは、こう答えます。

「大丈夫、大丈夫。この道20年だから、道は覚えているよ。」

おお、なんて頼もしい人なんだ。

タクシーの運ちゃんの道の覚え方。

人見知りのボクは、そこで勇気を出してもうひとつ聞いてみました。

「道って、どうやって覚えるんですか?」

すると運ちゃんは、こう答えます。

「信号だよ、信号。」

「ほほう、なるほど。」と思ったボク。

視点の違いがビジネスのチャンス。

ボクが街の中をクルマで走るとき、建物やコンビニなどで覚えています。

そして、運ちゃんに説明するときも、その地図も信号はあまり載っていません。

でも運ちゃんからすると、いつ取り壊されるかわからない建物やいつ屋号が変わるかわからないコンビニで覚えるより、ほぼほぼ変わらない信号機の方が良いという訳です。

おお、さすがプロの視点は違いますね。

ということは、タクシーの運ちゃんの地図をつくるときは、信号がわかりやすくした方が売れますね。

こういう視点の差が、ビジネスのヒントなんです。

ビジネスっておもしろいですね。

 

◆近況報告◆

今日は、新規業者さん選定、役員打合せなど。

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