会社にいると、自分が正当に評価されていないと思うことがあります。
ボクもそんな時期がありました。
先に昇進した同僚を見て「なんでアイツが。オレの方が成績もいいし。上層部は、一体どこを見ているんだ。」と思い、当時の上司に文句を言ったり。
しかし、それは大きな勘違いで、自分にも原因があるかもしれないというお話。
仕事をお願いするとき。
自分が、仕事をお願いするときに思いました。
人には、それぞれ得意不得意、個性があります。
絶対にやりとげるタイプ、途中報告が無くてちょっと心配になるタイプ、指示すればできるけど一人では進められないタイプ、周りの人を上手に巻き込むタイプなどなど。
誰が良くて、誰が悪いということではありません。
それらの個性を理解した上で、お願いする仕事の内容に合うスピード、理解力、応用力、管理力、リーダーシップ、責任感などを考慮し、お願いする人を決めています。
どう思われているかで、依頼される仕事の質が決まる。
逆を考えてみましょう。
自分が仕事を頼まれるとき、「相手が自分のことをどう思っているか?」が重要な要素になります。
そこには、人間ですから、当然好き嫌いもあります。
依頼する側が評価やイメージの悪い人に、わざわざ仕事をお願いすることはありません。
だから、頼まれる仕事は、相手の評価よって仕事の質が変わります。
重要なことやチャレンジングなことは信頼できる人に頼み、とりあえずの作業はちょっと心配な人にお願いすることになります。
ということは、自分も普段から「こいつは使えるヤツ」だと思ってもらわなくては、お客様や上層部から質の高い仕事は任せてもらえません。
人は見ているようで見ていないし、見ていないようで見ています。
結局は、自分の行動の積み重ねで決まっている。
つまり「仕事を任せてもらえるか?」というのは、仕事の実績はもちろん、日々の言動から生まれる人の評価で決まります。
「あいつは仕事はできるけど、普段の態度が悪い。」
「あいつは頼りなさそうに見えるけど、絶対にやり遂げるタイプだ。」
そういったイメージは、日々の仕事や言動から生まれ、そのイメージでお願いされる仕事の質も変わってきます。
仕事の質が低ければ、成長スピードも遅くなり、成果も小さいものになります。
会社でのポジションが悪い、出世できない、というのは、もちろん上司に見る目が無いのかもしれません。
しかし、実は、過去に積み重ねてきた自分の言動、仕事の判断、普段の態度から生まれた結果なのかもしれません。
文句を言う前に、自分を見直すことが大切です。
◆近況報告◆
今日もいろんな会議です。
1日1新:TUTAYAディスカス
今日も一日、感謝を忘れずに今を楽しみます。