モノゴトをシンプルにデキる人は、例外なく仕事がデキる人です。
ああ、自分もそうなりたい。
簡単なことを難しくする効果。
以前「社内でアピールするには、簡単なことをいかに難しくするかがポイントだ!」と背中で教えてくださったセンパイがいました。
「ものすごく簡単に獲ってきた案件を、複雑な状況の中でいかに苦労して獲ったかというストーリーに発展させることがアピールのポイントなんだ!」と。
さらに、「ものすごくカンタンなことに対して、あまり関係の無い事例を引き合いに出して、話を複雑にすることで自分の知識をアピールするんだ!」と教えてくださったセンパイもいました。
ウブなボクは「そういうものなんだな~」と思っていました。
確かに状況によっては、そういった手法が有効な場面もあります。
しかし、カンタンなことを複雑にする人の行く末は、あまり良いものではありませんでした。
シンプル・イズ・ベスト。
稲盛和夫氏は、こう言います。
バカな奴は、単純なことを複雑に考える。
普通の奴は、複雑なことを複雑に考える。
賢い奴は、複雑なことを単純に考える。
また、伝説の経営者 ジャック・ウェルチ氏は、こう言います。
ビジネスはカンタンだ。
それを難しく考えようとする人は、何をやってもモノにならない。
そうなんです。
複雑にして、何一ついいことはありません。
シンプルにするためにしている自問自答。
では、どうしたらシンプルに考える思考になれるのでしょうか。
ボクは、仕事をシンプルにするために「それをやらないと、誰が困るの?」と自問するようにしています。
「今までやっていたから」「あれも、これもしたいから」といった理由で、やらなくてもいいことが本当に多いんです。
シンプルに考えられる思考は、明日や来週から身につけられるものではありません。
そういったことを日々ひとつひとつ減らしていくことが、シンプルへの道なんでしょうね。
◆近況報告◆
今日は、家族で遊びます。
1日1新:なし。
今日も一日、感謝を忘れずに今を楽しみます。