社内の人の困り事を聞いていると、一番多いのがこれ。
「人が足りなくて、忙しい。」
「もっと人がいれば楽なのに。」
さて、人を増やせば本質的な解決につながるのでしょうか。
人手が足りないから人が欲しい。
「部署には人手が足りない。だから、人をください。」
現場ではこういった声をよく聞きます。
実際、ボクのセクションでも人が欲しいと考えています。
理由は、とりあえず目の前のことを何とかしないといけないので、短絡的に人海戦術で乗り切ろうと考えてしまうんです。
果たして、それで人を取って解決するんでしょうか?
人を入れれば解決するのか。
今までの経験からいくと、人が足りない→人を取った→うまくいった!という事例は見たことがありません。
人を取っても、新しい人のスキルやレベルが合わず余計な工数が増えたり、新しく人を取ったことで周りの人が創意工夫をしなくなり、結局押し並べられて、人を取る前とあまり変わらないという状態になることが多いです。
さらに、人を入れるとP/Lに大きく影響し、生産性を上げなければ利益を出すことが難しくなります。
そう考えると、人を入れて目の前の一人あたりの仕事量は減ったとしても、いろんな面で考えると「単純に人を増やせば解決する」という問題では無いんです。
「人が足りない」という前に考えているか?
ここで大切なのは、「人を増やす以外に方法はないのか?」ということです。
つまり、今のやり方で業務をするから人が足りないのであって、今のやり方という前提を見直しているか?ということです。
もっと根本的なところで、
それらの業務は本当に必要なのか?
その資料作成って必要なの?
手のかからない他の方法でもいいんじゃないの?
などなど、人を補充する前に、自分たちがやるべきこと、できることを本当に考えたのか?と問いたい訳です。。。自分に。
ふう、自戒の念をこめて。
◆近況報告◆
今日は、終日EC事業の外部コンサルとの打合せ。
1日1新:無印良品のカレー
今日も一日、感謝を忘れずに今を楽しみます。