40代前半は、ミッドライフクライシス(中年の危機)と呼ばれる時期だそうです。
その時期をどう乗り越えるかで、その後の人生は大きく変わるように思います。
さて、その時期をどう乗り越えればいいのでしょうか?
今までのパターンが使えなくなる。
ミッドライフクライシス(中年の危機)とは、中年期に思ってもみなかった自分の本心に気付き、価値観が揺らいだり、葛藤が起こることです。
その背景には、身体の無理がきかなくなり、若いころのように一晩寝れば回復することもなく疲れが残り、今までの若い自分と違う自分に直面することが挙げられます。
さらには、(会社では)仕事での責任や業務量が増える中で、若い頃の今までの勝ちパターンが通用しなくなり、悩み、もがく時期な訳です。
程度の差はあれど、ボク自身も同じようなことを感じています。
って言っても、いつの年代でも悩み、もがいていますが。。。
自分の力だけで乗り越えない方がいい。
その原因は、いくつかあると思います。
家庭、子育て、健康、職場環境、収入、人間関係などなど、挙げていたらキリがないです。
さらに、その原因も複合的に絡み合っていて、何かひとつを解決すれば、すべてがうまくいく訳ではありません。
ボクは、今までの勝ちパターンを無理やり当てはめて乗り越えようとしましたが、なかなかうまくいきません。
その勝ちパターンとは、自分が引っ張る、自分が切り開く、自分が頑張れば何とかなる、「自分が何とかしなきゃ!自分が何とかしなきゃ!」で進もうと考えることです。
若い頃は、そのパワーを最大限に発揮し、自分が何でも先頭をきってやることで、何とかなってしまうこともありました。
その延長線上で考えて、ミッドライフクライシス(中年の危機)を自分の力だけで乗り越えようとすると、周囲と噛み合わなくなったり、部下がついてこなくなったり、状況は悪化することを学びました。
周りへの貢献に、ミッドライフクライシスを乗り越えるヒントがある。
なので、ちょっと発想を変えてみました。
ミッドライフクライシス(中年の危機)を自分で直接的に打開するのではなく、他の人に貢献することで間接的に打開してみようとしたんです。
今までの「自分が何とかする」の考えではなく、自分のチームや相手を支援してみたんですね。
これ、頭ではわかっていたんです。
ボクは、営業から一転マーケティングやEC制作部門の子会社へ出向して、ふとそのことに気がつきました。
営業の頃の自分の考えであれば、自分で切り開き、自分のやり方をチームに浸透させようとして、うまくいかないとさらに自分で頑張ろうとしていたでしょう。
しかし今いる領域では、自分の力も知識もないので、チームのみんなに力を引き出して、その力を借りる環境をつくることにチカラを入れるようにしているんです。
そうすることで、不思議と価値観が揺らいだり、葛藤が長く続くことは少なくなりました。
もちろんメンバーのおかげだということは言うまでもありません。
ミッドライフクライシス(中年の危機)を乗り越えるには、【感謝】と【リスペクト】、そして周りへの【貢献】をしてみることが良さそうだと思った次第です。
◆近況報告◆
今日は、息子の宿題追い込みなど。
1日1新:唐揚げ食べ放題定食。
今日も一日、感謝を忘れずに今を楽しみます。