【マーケティング】最短距離で市場に投げかける工夫をしていますか?

投稿者: | 2015年8月27日

saitankyori

会議室でオジサンたちが「ウンウン」言いながら企画を考えている光景はよくあります。

しかし、「ウンウン」うなって、お客様に価値ある企画は生まれるのでしょうか。

とにかく作って投げてみる。

例えば、1週間後にお客様に何かしらの提案をすることになったとします。

そんなとき、あなたならどうしますか?

目一杯1週間かけて、自分でウンウンうなって考えて、精一杯の提案を作って持っていくでしょうか?

それとも、2日でラフを作って持って行き雑談ベースでフィードバックをもらって、3日後にちょっと良いラフを持ってまたフィードバックをもらい、4日後にまたラフを持っていってフィードバックをもらい、5日後に骨子と進め方を持って行ってフィードバックをもらい、6日後に本提案の前の確認を行い、1週間後に提案を持って行きますか?

さて、どちらがいいでしょう。

お客様に聞けば、売れる可能性は高い。

この例でいくと、1週間かけてスーパーな提案を作った方が効率は良いかもしれませんが、相手にとって効果的かはわかりません。

一方で、後者の方が効率が悪いし、自分で考える力が無いように見えます。

しかし、受注できるのは、後者の可能性が高いでしょう。

なぜなら、お客様の欲している答をまとめているからです。

最短距離を考える。

マーケティングの仕事は、スピードが命です。

「どうしたら売れるのか?」を最初からわかっていれば、誰も苦労しません。

だからこそ、さっさとお客様に投げかけて、フィードバックをもらい、日々チューニングしていくことが求められます。

自分の中での完璧を求めて無駄に多くの時間をかけても、正解なんてわかりません。

一発ホームランもいいですが、コツコツとヒットやバントで点を重ねる方が勝つ確率は高いと思います。

そのためにも、スピードを出すために、最短距離で市場に投げかけられるような工夫や仕組みが大切です。

間違っても、会議室でお客様や現場を知らない人が集まって、ウンウン唸るような遠回りな仕組みはいりません。

 

◆近況報告◆

今日は、週末の息子のサッカー合宿で日焼けしてオデコが痛いです。

1日1新:GAカスタムレポート利用

 

今日も一日、感謝を忘れずに今を楽しみます。