ものすごく現場的な話。
女性の部下が仕事中にチャットをしていることがわかりました。
ちょっとくらいであれば目をつぶりますが、少し度が過ぎるので注意することにしました。
男であれば一喝して終わりですが、女性の場合はそういう訳にもいきません。
事情を聞く。
チャットをしているということは、仕事に集中できないということです。
仕事に集中できないということは、仕事がおもしろくないということです。
仕事がおもしろければ、くだらないチャットなどやることはありませんから。
ということは、今の仕事や環境に何かしら不満があるということです。
チャットをいきなり注意するのもいいですが、まずは本人と二人で、職場や仕事への事情を聞いてあげることから始めましょう。
こちらの期待していることを伝える。
次に、その事情を踏まえて、ボクが本人に期待していることを伝えます。
自分が何を期待されているかわからない状態だと、本人が何に向かって頑張ればいいのかわからなくなることがあります。
「子どもじゃないんだから、自分で目標を設定して、自ら行動することは当たり前。」と切り捨てるのは簡単です。
しかし現実問題、組織の中でそういう意識の高い人ばかりではありません。
だからこそ、(ボクのように)自ら高い目標を設定して動けない人が多いのが現実の中で、そういう人の強みを上手に引き出す必要があります。
そのための方法として、「本人に期待していることや役割を伝える」ことはとても大切です。
そうすることにより、本人も自分のやるべきことを具体的にイメージして、自分で行動しやすくなります。
最後にチャットのことを伝える。
そして、最後に「チャットはやめなさい。」とハッキリ伝えます。
最初から、「チャットやっているんだろう。いつからだ!けしからん!」みたいに怒ったり、ルールや監視で縛りを強化するのものいいです。
しかし、個人的な感覚としては今回の順序のほうが本人にとっても、その後の仕事のパフォーマンスを見ていても、うまくいくことが多いです。
ただ、その前提として、上司である自分が仕事を楽しみながらしっかりやっていることが大切です。
いつも不平不満や溜息ばかりついている上司に何を言われても、聞く気になりませんからね。
◆近況報告◆
今日は、会議やら、頭の整理やら、夜は元ボスと飲み会です。
1日1新:秋葉原 鳥良
今日も一日、感謝を忘れずに今を楽しみます。