【リーダーの資質】不安を煽って人を動かすのはただの怠慢。

投稿者: | 2015年7月30日

fuan

子どもが言う事を聞かないとき、つい言ってしまう言葉があります。

そこからリーダーたる資質を考えました(おおげさ)。

不安がらせても。。。

子どもが言う事を聞かないときに、どうやってやらせていますか?

ボクは、ついこんな類のことを言ってしまうことがあります(汗)。

「サンタさんからプレゼントもらえなくなるよ!」

「遊びに行かれなくなっちゃうよ!」

もちろん子供のことを想って言っているつもりですが、少なからず自分の言う事を聞かせるために、子どもを不安がらせています。

子どもは、サンタさんからプレゼントがもらえなかったら一大事だし、楽しみにしていたことに行かれなかったら困ります。

だから、仕方なく言う事を聞く訳ですが、ちょっとここで自分自身に「それってどうなの?」と思いました。

それは、好転してない。

会社でも言う事を聞かない部下に、同じようなことを言う人がいます。

「このままだと給料減らすぞ!」

「こんなんならボーナス無しだぞ!」

そういった類のことを言い、何とか頑張らせようとします。

(その昔、ボクもそんなことを言っていた時期もありました。。。)

しかし、相手を不安がらせて何かをやらせるのはとても簡単ですが、ただの知的怠慢です。

一時的には思い通りに動いてくれるかもしれませんが、実は何も好転せず、むしろ組織としては後退しています。

不安を煽るのではなく期待を持たせる。

とりあえず目先を何とかするのも大切です。

一方でリーダーたる人は、未来を描くことも必要です。

相手を不安がらせてやらせることは、簡単です。

しかし、それは「やらせている気になっているだけ」で、本質的には何も進んでいません。

不安がらせず前に進められる人は、現実と未来をしっかりと考えられて、未来を創れる人です。

自分もそんな人間になろうと思います。

 

◆近況報告◆

今日は、新しいオフィスで打合せ三昧。

1日1新:生姜焼きおにぎり

 

今日も一日、感謝を忘れずに今を楽しみます。