ボクは営業時代に、部下の電話での話し方や切り方を見て、その人の資質みたいなものを見ていました。
その経験から成長する人を見極める電話のポイントをエントリー。
裏表がわかる電話口での対応。
一つ目は、電話口で頭を下げる人。
クレームが起こったときに入れるお詫びの電話。
営業では、予期せぬクレームや問題が発生します。
そんなとき、すぐに電話を一本入れることがとても大切になります。
そこでお詫びをしつつ、現状の問題と今後の対応を探っていくのですが、そのとき「電話口で頭を下げているか?」がポイントになります。
こちらが悪いと思って、誠心誠意お詫びをしようとすれば、電話口で自然と頭を下がります。
当然、相手からは見えません。
しかし、見えているからする、見えていないからしないという考えを持っている人は裏表がある確率が高く、伸びシロが少ないことが多いです。
電話の最初に気遣うことができるか。
二つ目。
電話をしたときに、「今、お時間よろしいですか?」と言える人。
ボクも営業の頃は必ず言っていました。
今の部署に売込みの電話を掛けてきて中でこれが言える人は、半分もいません。
自分の都合で話す人がほとんどです。
自分都合で話す人は、成長しないことが多いです。
電話を切るときに気を使っているか。
三つ目。
電話の切り方が丁寧な人。
要件が終わると、すぐにガチャっと音を立てて切る人がいます。
された方は、あまり良い気分はしませんよね。
面倒なことや問題がある電話だと、受話器に八つ当たりをしたくなるのかもしれません。
その気持ちもわかるし、あえて大きな音を立てて切る場合もあります。
しかし、基本的に相手より先に、しかも大きな音を立てて受話器を置く人は成長しないことが多いです。
そういう人は、自分では気がついていないことが多く、いつでも誰にでもそのようにしている場合が多いです。
三つ書きましたが、要は「相手を慮っているか」というのが、電話のやり取りに現れる訳です。
相手を慮れない人は、成長できないと思っています。
◆近況報告◆
今日は、いろんな打合せ三昧。
1日1新:日本酒 大月
今日も一日、感謝を忘れずに今を楽しみます。