ゲームのルールは、常に変わります。
古いルールの中で、いくら頑張っても勝てません。
サイコロゲーム。
ゲームには、ルールがあります。
事業で儲かるためにも、ある程度のルールがあります。
先日、ブログ仲間(だとボクが思っている)の三好さんのエントリー「正しく負ける方法を考えておこう」を読んでいて、「なるほどな~」と思いました。
そして、先日友人との何気ない会話の中で何度か出てきた「戦略のミスは戦術では補えない。」ということにも関連します。
どういうことかというと、「負けるつもりはないけど、始める前から負けている。」状態にならないようにすることです。
懸命より賢明。
三好さんのブログの中のサイコロゲームでいうなら、感覚的に損をしない気がして、資金が20%アップする”奇数を多く出すための技”を磨こうと思いがちです。
しかし、最初の設定のルール自体が”損をすることに気がつく必要があります。
事業でも同じ。
マーケットのルールは常に変化しています。
業界でも昨日のルール違反は、今日の常識なんてことはよくあります。
一生懸命に頑張ったところで、ルールに合った戦略自体でなければ、残念ながら報われる可能性は低いわけです。
懸命に頑張るのもいいですが、賢明に元頑張る方が勝てる可能性は高いです。
ルールに合った座組み。
例えばEC事業。
ルールが日々変わる中で大切なのは、意思決定スピードです。
にも関わらず、昔ながらのスピードで施策や改善の意思決定をしていたら、「負けるつもりはないけど、始める前から負けている。」状態になっているかもしれません。
何かをするにしても、稟議書を起こして、関連部署に根回しして、いくつもの認印をもらって、予算とスケジュールを組んで、リスクに対する対応を準備して、やっとこさGO!となったときには、すでにルールが変わっているからです。
とするならば、目の前の施策を懸命に考えるのもいいですが、その前に今のルールに合う、もっと言えばルールを創り出す意思決定の仕組みや組織体制が大切ですね。
◆近況報告◆
昨日の夜は新たなメンバーをお迎えして、とあるコミュニティの第二回会合。みなさま、貴重なお話をありがとうございました!!今日は、終日会議。。
1日1新:恵比寿貸し会議室。
今日も一日、感謝を忘れずに今を楽しみます。