リソースが限られている今、ボクはアウトソーシング(外注)を積極的に活用して、事業を組み立てています。
しかし、「お金さえ払えば、優秀な外注先がついて、仕事がうまくいく」と考える購買担当者がいますが、それは大きな勘違いです。
子供の教育は外注できない。
今年から、息子が塾に行き始めました。
しかし、塾に任せれば、勉強のすべてができるようになる訳ではありません。
そこを勘違いして、子供のより良い将来の手助けをする塾に対して「お金を払っているんだから、何とかしてよ!」と、丸投げで任せっきりにする親もいます。
テスト問題の直接的な理解は塾が教えてくれるかもしれませんが、継続する習慣や取り組む姿勢を身につけるためには、親も一緒になって取り組むべきです。
事業でも同じ。
これは、会社でも同じです。
自分たちの事業の価値を積み上げるために、外注を活用することは大切です。
しかし、有名な会社に高いお金を払えば、すべてがうまくいくことはありません。
「自分たちの事業をより良くしよう!」と考え、その選択肢のひとつである外注先の活用という形が、いつのまにか「どうやって外注先をうまく使おうか」、「どうやって責任を押し付けようか」となり、そもそもの目的を忘れてしまうケースがよくあります。
外注先を探してきて、相見積もりをとって、パフォーマンスが高そうに見える会社さんに発注するのはいいです。
しかしそれよりも先に自分たちに事業なのだから、自分たちでしっかりと考えるべきです。
「信頼しているから」という都合の良い言葉を使い、外注先に丸投げして、失敗したら責任を押し付けるようなスタンスはどうかと思います。
自分たちでどこまで真剣に考えているか。
何がいいたいかと言えば、アウトソーシングはあくまで手段であり、目的ではないということです。
外注先に丸投げして、レポーティングだけを鵜呑みにし、目の前に起きていることから、自分たちで考えること、感じることを忘れていませんか?
中核となる部分を見極めて、自分たちで考えて、自分たちでコントロールしなければいけません。
自分たちで取り組む姿勢を忘れて、外注先に依存してしまうと、どれだけお金をかけても決して根本的な解決にはつながらないでしょう。
お金払って丸投げし昼寝するのもいいですが、何も考えなくなるのはただの知的怠慢ですね。
◆近況報告◆
今日は、3カ年計画を考えます。
1日1新:サルサおにぎり
今日も一日、感謝を忘れずに今を楽しみます。