先日、甥っ子の柔道大会を見にいきました。
実はボク、高校時代は柔道漬けの日々を送っていたわけで、甥っ子たちの柔道を見ながら、死にそうになっていた稽古や恩師の言葉を思い出していました。
弱い奴ほどよく吠える。
犬は、弱い犬ほどよく吠えます。
それと同じで、柔道でも弱い奴ほど威勢が良いことが多いです。
恩師もよく「弱いやつほどよく吠えるんだ」と仰っていました。
本当は弱くて自分に自信がないから、相手に少しでも自分を強く見せようと吠える訳です。
強い人は、目線や姿勢で相手を威圧することができ、それが一番効果的だと知っています。
弱い奴ほど物事に過剰に反応する。
社会でも同じようなことがあります。
弱い人ほど、どうでもいいようなことに過剰に反応します。
よく「重箱の隅をつつく」と言われますが、その傾向が強いのは弱い人のように思います。
逆に強い人は本質的なところを見て、目の前のことで一喜一憂はしません。
強いものはどっしり構える。
柔道で強い人は、誰よりも稽古していて、誰よりも苦しい思いをしています。
さらに、いろんな相手と稽古をする中で強さの本質的な部分を肌感覚で感じ取り、よく吠えたり、目の前のことに過剰に反応することは、自分の強さに悪影響を及ぼすことを知ります。
そして、相手に最も影響のある自分の自信の表現の形を作っていきます。
仕事でも同じで、物事に過剰に反応したり、細かいことでいちいち吠える人は、自分に自信が無いことの現れであることが多いです。
百戦錬磨の現場経験を持つ人は、少々のことでは反応せず、どっしりと構えています。
ということで、ボクも嫁の言動にいちいち反応したり、仕事の局面で過剰に反応しないようにします。
◆近況報告◆
今日は、いろんな人といろんな打合せ。
1日1新:子ども達とカレー作り。
今日も一日、感謝を忘れずに今を楽しみます。