今週末は、競馬で「日本ダービー」という大きなG1レースがあるそうです。
京王井の頭線とJRを結ぶ渋谷のコンコースでの宣伝が、すごいことになっていました。
ちなみにボクは競馬は今はやりません。
競馬を見るたびに思い出す「反射戦略」をまとめておきます。
競馬を見るたびに思い出すZARAの戦略。
スペインのアパレルSPA企業のINDITEX。
日本だとZARAが有名ですね。
個人的には、新規開拓をして一緒に仕事をさせていただいたこともあり、いろいろと研究したことがあります。
そこで知ったのは、この会社の戦略の画期的な仕組みです。
第三コーナーを周ったところで馬券を買う。
アパレル業界というのは、流行を読み、”当てる”ことが関心の的です。
”当てる”ためのいろいろな戦略を作る会社が多い中、INDITEX社は違うんです。
出走前に競馬新聞やパドックで予想して馬券を買うのが通常の会社とすると、INDITEX社はレースが始まり、第三コーナーをまわった位で予想して、馬券を買うような戦略を持っていました。
そうすれば、当然”当たる”確率は高くなりますよね。
物流やSCMが発達した今でこそ当たり前ですが、「流行るものを考えて作る」のではなく、「流行っているものを即座に作る」という戦略にシビレました。
反射戦略。
営業時代に、ボクはこの戦略をとっていました。
簡単にいうと、他社の”マネ”です。
負けてしまったコンペなどで、競合他社がしてきた提案やアイデアを即座に他の顧客へ提案しにいく戦略です。
なので、INDITEX社が「流行っているものを即座に作るSCM」の仕組みを作っていたように、ボクも、即座に対応できるだけの仕入先や社内協力をいただけるような関係性をつくることを重視していたこともありました。
これが、ボクの中での【反射戦略】(ただの競合他社のマネ)としています。
これ、営業の人ならわかると思いますが、かなり新規開拓に役立ちます。
◆近況報告◆
今日は、外で打合せ三昧。夕方から社内MTG。夜はセミナー参加予定。
1日1新:PHOTO AC
今日も一日、感謝を忘れずに今を楽しみます。