忍耐は大切です。
わかっているけど、これがなかなか難しいことです。
自分に忍耐力がないのに、子どもには我慢強さを身につけてほしいと考えている自分です。
忍耐を考える。
自分を棚に上げて言わせてもらうと、ここ数年で会社で若い人を見ていて思うのは、「無理しなくていい」「気楽がいい」「ほどほどがいい」という風潮があるということです。もちろんそういう人ばかりではありませんが、全体的に多いように思います。
少しでも「嫌だな」「やりたくないな」と思ったら、我慢することなく、すぐに「やめたい」「もうダメだ」と考えるマインドになりやすいんですね。
子供でもちょっと転んだくらいで大騒ぎしたり、負荷をかけたことをすると音を上げたりするこも多いです。
もちろん”忍耐”だけにフォーカスしてやらせることはいけませんが、ある程度の”忍耐”がなければ物ごとはうまくいきません。
常に「チャンスがあればサボろう」と考えているボクが言うのも何なんですけど(笑)
「疲れた」と言わない。
では、忍耐を身につけてもらうには、どうしたらいいのでしょうか?
我慢が必要なことをさせるのもいいですが、ボクはまず”使っている言葉”に働きかけることがいいと思います。
(自分はできていいないくせに)ボクは、子供たちに”忍耐”を知ったオトナになってほしいので、ことあるたびにこう言っています。
「「疲れた」「ムカつく」「面倒だ」は、口にするな」と。
この3つは、子供たちにはNGワードに指定しています。
禁句の理由。
それは、ボクがこんな風に考えているからです。
「疲れたときに「疲れた」と言って、何が悪いの?」と聞かれれば、何も悪くありません。
ただ感情は、言葉に引きずられやすい性質を持っています。
「疲れたから「疲れた」と言う」という癖がついてしまうと、ちょっとでも疲れたら「はあ、疲れた。」と簡単に口にすることで、「疲れてるんだから休憩、休憩。」となり、すぐに”もうダメだ”という思考回路になりやすくなります。
逆に「よし、もう少し頑張ってみよう」と言葉にすれば、アタマは「どうやって頑張ろうかな」という”我慢強い”思考回路になります。
つまりこれらを禁句にしている理由は、「思考回路は言葉で決まる」と考えているからです。
さて、まずは自分が使わないように意識しなければいけませんね。
◆近況報告◆
今日は、朝から頭をフルに使って戦略を考えます。
1日1新:日本酒 獺祭
今日も一日、感謝を忘れずに今を楽しみます。