組織で仕事をしていると、上から目線で来る人がいます。
それはそれで新たな気付きもあるのでいいのですが、そういう人に多い共通点は「失敗したことがない」ということ。
ボクが失敗したことから学んだことをまとめました。
失敗すると、ビジネスの本質がわかる。
失敗したことで一番勉強になったこと。
それは、ビジネスの本質である”感謝”と”リスペクト”を学んだことです。
失敗すると、たくさんの人に迷惑がかかり、それをリカバリーするのも膨大な時間とコストがかかります。
損失をうめば、相手や周りから冷たくされたり、評価が下がるのは当然です。
しかし、その中でも助けてくれたり、協力をしてくれる人がいます。
そういった人から”人とのつながりの大切さ”を知ることになります。
ボクはその人たちに頭が上がりませんし、周りに同じような境遇の人がいれば自分もそうしようと思います。
失敗したことがない人は、悲しいかな、人をコストと考えたり、すべてはお金で解決できると考えがちです。
失敗すると、限度がわかる。
ボクは、営業時代に数々の失敗をしています。
大きな損失を出したこともあるし、出禁(出入り禁止)になったこともあります(汗)
もちろん会社での研修や先輩の教えを頂いていたにもかかわらず。
しかし、現場は教科書通りにいくことはありません。
数々の失敗を経験して、痛いて苦しい思いをして、初めて「これだけは押さえておくべきこと」が見えてきます。
つまり、上手な転び方を知りません。
一生懸命転ばないようにするのもわかりますが、上手に転んで次にいく方が前に進めます。
失敗すると、正解を探さないようになる。
失敗をしたことがない人ほど、正解を探します。
「この本にはこう書いてある。」「このフレームワークに当てはめるとこうなる。」と。
現場は現場の状況があるにも関わらず、教科書に合わせるようにすることが多いです。
それは、正解を探すことに一生懸命です。
しかし、ビジネスに正解なんてありません。
正解は、自分でつくるものです。
つくるためには、当たり前ですが、失敗がつきものです。
すべてが最初からうまくいくことはありませんからね。
自分も上から目線にならないように、これからもどんどん失敗していきます。
◆近況報告◆
今日は、展示会と会議。
1日1新:だるまや あんまき。
今日も一日、感謝を忘れずに今を楽しみます。