井ノ上さんのブログに紹介されていた本。
ECをやっていると、SEOの検索順位を気にします。
例えば自分のサイトに関係ある「紙袋」で検索して「1位に表示された!わーい!」みたいな。
しかし、こういった場当たり的なやり方に疑問を感じていたボク。
この本には本質的なことが書いており、とても共感できる本でした。
そこで、ボクのSEOに対する考えもまとめておこうと思います。
SEOとは?
SEOとは、Search Engine Optimization。
こう書くと何やら難しいですが、Googleで検索したときに表示される回答ページの上位に現れるようにすることです。
例えば、靴を探して検索窓に「紙袋」と入れれて、検索結果として出てくる最初にページに自分のサイトがあったほうが当然クリックしてくれる数が多くなり、逆に10ページ目に表示されるとそこまで行き着く人はほとんどおらず、クリックされる数も少ない訳です。
上位に表示されるためには、基本的なことを押さえておく必要があります。
(詳しくは、10年つかえるSEOの基本に書いてあるのでお読みくださいませ。)
さらには、基本的なこと以外にも様々なテクニックがあるようで、それを商売にしている会社もたくさんあります。
上位に表示されるように各社がシノギを削る訳ですが、SEOで上位に表示されることが目的としているやり方がボクは嫌いです。
テクニックに走った店の末路。
飲食店でよくある失敗するパターン。
売上アップを目指して、半額キャンペーンやらクーポンをバンバン発行して、新しいお客様を集めようと考える人はとても多いです。
しかし、ここで気をつけることがあります。
「お客様が押し寄せた~!わ~い!」で喜んでいるのもつかの間、一気に増えたお客様へのサービスが行き届かなければ一時的なもので終わり、気がつけばキャンペーに頼らざるを得ないお店になり、利益が減っていくことになります。
つまり、テクニックに走るとお店は潰れるということ。
テクニックをつかうことは悪くないのですが、もっと大切なのはその店の料理の味です。
さらには、お客様が増えたときの店側でのオペレーションをしっかりする必要があります。
骨太にする必要がある。
SEOと飲食店のキャンペーン。
とても似ています。
上位に表示されてクリックされても、中身が無いページならば訪れた人はどう思うでしょう?
きっと二度と来ないですよね。
キャンペーンだから入ってみた飲食店、味やサービスが悪ければどう思うでしょう。
きっと二度と行かないですよね。
同じような考え方です。
なので、ボクの関わる制作チームのSEOの考え方は、
▼基本だけはキッチリ押さえる!
▼外注しないで自分たちで価値を考える!
▼ユーザーの知りたいことをコツコツとまとめてわかりやすいページをつくる!
この3つだけです。
実はこれ、営業のときに考えていたことと同じです。長くなりそうなので、次回に続けます。
◆近況報告◆
今日も朝からロングランな打合せ。
今日も一日、感謝を忘れずに今を楽しみます。