あなたの周りに議論好きな人はいませんか?
ボクの中の結論は「議論好きな人がいると、仕事は進まない」ということ。
議論好きクンの特徴。
仕事で議論があるのは当然ですが、議論をするために仕事があるわけではありません。
議論好きクンは、議論が好きで、議論することが仕事だと考えています。
そして、残念なことに「自分は議論に強い」と思っています。
議論に強いのは、とっても素晴らしいことです。
しかし正論でチームメンバーを論破したところで、メンバーがやる気を無くして、お客様に価値を提供できなければ何の意味もありません。
議論好きクンの議論は、ただの自己満足です。
こういう人がいると、チームは崩壊し、仕事は熱のないものになってしまいます。
議論で論破しないことが大切。
自分の考えを論破されて、「すげー嬉しい!」という人はいません。
むしろ、やる気を無くすことのほうが多いのではないでしょうか。
議論に勝つことで、それがチームの原動力になることはありません。
議論好きクンの話は正論かもしれませんが、人を動かす力学は別のところで動いています。
だからこそ、戦わずして勝つように、議論をしないで議論に勝つことが大切です。
それはもちろん、自分の意見を持たないということではありません。
論破するのではなく、相手の話を聞いて、自分の意見も聞いてもらって、一緒に目指すべき方向に進めるように働きかけることが大切です。
議論しないための基本。
「相手を論破してやる!」というのは、ディベートで好きなだけやればいいんです。
誰の理論が良くて、誰のが悪いという議論は不毛です。
自分たちは仕事をしていることを再認識しましょう。
仕事では、チームみんなで答えを出し、やる気が漲るように働きかけられれば最高です。
そのための基本は、感謝とリスペクトです。
メンバーに対する感謝とリスペクトを持ったチームほど強いものはないことを心にとめておきましょう。
こんな本が参考になります。
定番中の定番。これを読んでいないなら、まずは読んでみることをおススメ!
東大生が書いた 議論する力を鍛えるディスカッションノート―「2ステージ、6ポジション」でつかむ「話し合い」の新発想!
◆近況報告◆
今日もいろんな打合せ。
1日1新:ゴマそうめん。
今日も一日、感謝を忘れずに今を楽しみます。