「システムさえあれば、問題は解決する。」と言うのは、”魔法の杖”に惑わされているのかもしれません。
言うなれば【ギニュー隊長状態】じゃないですか?ということです。
システムさえあれば解決する。
世の中には「な、なんだこりゃ。。すげ~」みたいなテクノロジーやシステムが次から次へと出てきます。
そのシステムさえあれば、目の前の問題がチョチョイのチョイで解決してしまうように思えてしまいます。
まさにそれは、”魔法の杖”。
一振りすれば問題解決!そんな杖に見えたら、誰でも欲しくなります。
使えなくては意味がない。
言わずと知れたドラゴンボールのナメック星編のときに登場するギニュー特戦隊の戦闘力120000の隊長「ギニュー隊長」。
強い相手とのボディチェンジができるため、自分より強い孫悟空の体を手に入れます。
しかし、慣れない体で”気”の扱い方を知らないので戦闘力を引き出せず、自分より弱い相手に苦戦をします。
これは「お金さえあれば、オレはモテる。」というのも同じことで、一部の人にはモテるかもしれませんが、根本的な解決にはなりません。
使う自分が問題である。
人は、目の前の”魔法の杖”に大きな期待をします。
いくらものすごいピッチャーでも、それを受けるキャッチャーがいなければチカラは発揮できません。
いくらスゴイ人材が来ても、その人のチカラを引き出すリーダーがいなければいけません。
いくらお金があっても、お金の使い方を知らなければ予期せぬ方向へ行ってしまいます。
いくらキレイな家でも、基礎がグラついていたらすぐに倒れます。
目の前の”魔法の杖”もいいですが、基礎となる自分や自社をコツコツ磨いておくことが大切です。
今日は、息子のサッカー応援。
1日1新:代官山ログロード
今日も一日、感謝を忘れずに今を楽しみます。