「ニワトリが先か?卵が先か?」
このメタファーを引き合いに出す人の仕事がおもしろい確率は低いです(コジマ調べ)。
なぜこのメタファーを引き合いに出す人の仕事はおもしろくないのでしょうか?
優先順位が付けられないだけの話。
仕事では山積みの課題が相互に絡み合って堂々巡りになり、優先順位がつけられないような場合があります。
そんなときに使われるのが「ニワトリが先か?卵が先か?」
そのメタファーを優先順位をつけられない言い訳にして、責任逃れをしている人をよく見受けます。
・・・と言いつつ、何をかくそうボクもよく使っていました。
しかし、あるとき気がつく訳です。
このメタファーを使う人ほど、仕事が前に進まず、躍動感が生まれないという事実に。
ただの先送り。
このメタファーが出た時点で、9割9分の確率でこうなります。
「この課題は優劣が付けがたい。とりあえず様子を見て、もう少し検討しよう。」
問題として認識しているにも関わらず、優先順位がつけられないからとりあえず様子を見るというのは、ただの”先送り”です。
とりあえず口いっぱいにかき込め。
リソースが限られている中での、優先順位付けは重要です。
しかし、優先順位の付け方で迷ってしまい、何もできなければ何の意味もありません。
どちらも大事なのであれば、とりあえず両方やってしまえばいいだけです。
「鶏が先か?卵が先か?」と最もらしいことを議論するのも結構ですが、その迷っている時間でできることに着手した方がよっぽどマシです。
「親子丼で言うなら、鶏肉から食べるか、卵から食べるか悩まずに、鶏肉も卵もご飯も一気にかき込め!」ということです。
自戒の意味を込めたブログでした。
今日は、打合せ連発です。
1日1新:Sonomy
今日も一日、感謝を忘れずに今を楽しみます。