昨日から息子の新学年がスタート。
息子の忘れ物は減るのでしょうか。。。
さて、会社でも本格的に新人教育が始まるところが多いと思います。
そこでいつもボクが後輩に伝えている「人材教育の話」を簡単にご紹介。
新入社員の人にとっての先輩社員。
新入社員にとって先輩社員は、大きな影響力を持ちます。
右も左もわからない状態で入ってきた新入社員は、最初についた先輩に社会のイロハを教えてもらいます。
研修での実務的はもちろん、世の中の仕組みや仕事観、オトナの事情の部分は、先輩社員の影響度が大きくなります。
新入社員から見たら。。。
新入社員からすると、先輩は何でも知っているように見えます。
ボクも入社したときに先輩社員を見て「なんてこの人たちはスゴイんだ。」と感じた記憶があります。
しかし一緒に仕事をしてみると、少なからず一定の数で、あまり仕事ができなくてもそれなりに仕事ができるように見える先輩が存在しました(自分のことは棚にあげています)。
逆に、いろんな意味で「この人はなんて深いんだ。。」という方もたくさんいます。
前者のような先輩につけば、何とかやっていけるかもしれないけど、成果を出し続けることを継続する難しいかもしれません。
逆に後者のような先輩であれば、今後の社会人生活やビジネスにおいてしっかりした基礎ができるかもしれません。
ファーストパイセンとしての責任。
人材教育というのは、会社が用意したプログラムだけではうまくいきません。
新入社員の教育は、普段接する先輩社員の影響がとても大きいものです。
仕事に対する価値観、姿勢はもちろん、目に見えない資産をどれだけ伝えられるか。
その先輩の影響で、新入社員の一番最初の”軸”が決まり、”当たり前”が決まってしまうと言っても過言ではありません。
期限にルーズな先輩であれば、新入社員も「あ、期限が過ぎても何とかなるんだ」と考えるでしょうし、いつも飲み屋で愚痴を言う先輩に連れられていれば「あ、社会ってこういうものなんだ」という軸を作ってしまうかもしれません。
ファーストパイセンである先輩社員は、しっかりとその責任を考えましょう。
<広告>