リーダーの仕事は、決断です。
決断なくして、前には進めません。
完璧なんて状態はない。
仕事に完璧な状態なんぞありません。
「時間ができたら」「お金があったら」「検討できれば」という「タラレバ」を言っている人がいると、仕事は進みません(自分も書いていて耳ならぬ目が痛い。。)
何の決断もしない(もちろん「何もしない」という決断もあります)で、状況が好転するのは稀です。
それこそ全体の情報の4割、5割あれば良い方で、現実の世界は「1割の情報で決断しなければならない」なんていうのはザラです。
ボールを持ったら考えている余裕はない。
息子がサッカーでよく言われるのは、「ボールを受ける前に次のプレーを考えておくこと。」
自分のところにボールが来る前に、相手と仲間の位置とスペースを見ておいて、どういうプレーをするか考えておくことです。
しかし、状況は刻々と変化しているので、ボールをもらった瞬間に考えていたプレーがベストではなくなることもあります。
そこで情報を集めて、次のプレーを考えるためにジッとしていたら、相手に囲まれてジ・エンドです。
とにかくどう動くかを決断して、その動きを正解にすることが求められます。
決断は、信頼することから始まる。
どう動くかを決断し、動き出しても、すべてが正解になることはありません。
情報が集まらず、状況が刻々と動いている中で、トライ・アンド・エラーを繰り返すことが大切です。
そして、失敗の方が多いはずです。
自分がボールを持って右サイドを駆け上がることを決断しても、当然失敗することもあります。
そんなときにフォローし合えるのが、仲間であり、チームです。
そう考えると、決断はチームを信頼しているからできることです。
決断できるリーダーほど、チームを信頼しています。